第72回 朝日杯フューチュリティステークス レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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グレナディアガーズが２歳コースレコードでＶ！

第72回朝日杯フューチュリティSは川田将雅騎手騎乗の7番人気グレナディアガーズが離れた2、3番手の追走から最後の直線で抜け出して優勝。G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分32秒3（良）で2歳コースレコード。鞍上の川田騎手と本馬を管理する中内田充正調教師ともに2017年のダノンプレミアムに続きこのレース2勝目となった。

2着は3/4馬身差で横山典弘騎手騎乗の2番人気ステラヴェローチェ。3着は1馬身半差で福永祐一騎手騎乗の1番人気レッドベルオーブ。

レース展開・総括

モントライゼがハイペースで飛ばした

ややバラついたスタートの中、6番ブルースピリットが前へ。さらに外から14番モントライゼも飛び出して先行争いになった。その後ろは4番ショックアクションと11番バスラットレオン。1馬身差の内に2番グレナディアガーズ。外に13番ホウオウアマゾン。その直後に8番レッドベルオーブだが、やや行きたがるそぶり。内に5番ドゥラモンドで中に7番ステラヴェローチェ、15番ロードマックスと差がなく追走。3番ビゾンテノブファロ、10番アスコルターレ、12番ジュンブルースカイ。16番スーパーホープが中団馬群の後ろ。2馬身差の後方2番手に1番カイザーノヴァ。さらに6馬身離れて最後方から9番テーオーダヴィンチという隊列になった。

先頭に立ったモントライゼはリードを5馬身以上広げて単騎の逃げ。前半800m通過は45秒2とペースが速かった。単独2番手にブルースピリット。半馬身外の3番手にグレナディアガーズが上がり、その後ろからはショックアクションらが続いた。レッドベルオーブとドゥラモンドはちょうど中団。ステラヴェローチェはさらに後ろから続いた。

2、3番手から抜け出した

モントライゼはリードをキープしたまま最後の直線へ。しかし、じわじわと後続馬がその差を詰めてきた。残り250mでグレナディアガーズが単独2番手に上がると、残り200mではモントライゼを差し切り先頭へ。その後ろはステラヴェローチェやレッドベルオーブらが懸命に末脚を伸ばしてきた。しかし、坂を駆け上がったグレナディアガーズがそのまま押し切り先頭でゴール。ステラヴェローチェの追い込みは2着まで。3着にはレッドベルオーブが入った。

気難しいながらポテンシャルは高い

グレナディアガーズは前走阪神芝1400mの未勝利戦を勝ったばかり。2走前は勝ったレッドベルオーブに大きく離された4着に敗れていたが、この大一番で逆転を果たした。気性面で難しい面があるようだが、ポテンシャルは高かった。モントライゼが思わぬハイペースで飛ばしたこともこの馬にとっては良かったかもしれない。

2着ステラヴェローチェは良馬場のレコード決着でも鋭い末脚を発揮。負けはしたが大きな収穫だ。レッドベルオーブは序盤に少し折り合いを欠いたのが微妙に響いたかもしれない。

【第72回 朝日杯フューチュリティステークス　成績表】

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