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前走後は放牧を挟んで10月20日に栗東へ帰厩。23日から今週にかけて週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は松山騎手を背にWコース3頭併せの真ん中に入り、ラスト100mだけ強めに追われた程度で最先着。今週は助手を背に坂路単走での微調整だったが、素軽い動きは目についた。休み明けの前走を叩かれて、上積みは十分だ。
前走後は短期放牧を挟んで10月28日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、今週にかけて4本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。今回も追い切りはすべて坂路で、先週は坂井騎手を背に単走だったが、軽く仕掛けられた程度で鋭い末脚を披露。今週も助手を背に単走だったが、抜群の手応えと動きで登坂した。前走時も良かったが、さらに上向いている印象だ。
前走後は短期放牧を挟んで11月1日に栗東へ帰厩。3日から今週にかけて、軽め中心とはいえ3本の追い切りをこなしており、この馬としては順調な調整過程と見ていい。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週はラスト100mだけ追われて反応良く加速。今週は軽く促された程度で、馬場の荒れた時間帯ながらラスト200m11.9秒と鋭い末脚を見せた。万全の状態と見てよさそうだ。
前走後は放牧を挟んで10月25日に栗東へ帰厩。翌日からWコース入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は団野騎手を背にWコースで追われ、先週は単走ながらラスト400m11.6−11.4秒と鋭い末脚を披露。今週は僚馬に大きく先行する形から直線は外に併せ、手応え優勢で先着した。勝った前走時の状態をしっかりと維持できている。
前走後は放牧を挟んで10月6日に美浦へ帰厩。9日から今週にかけて10本の追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。先週はWコースでG1馬と併せてわずかに遅れたようだが、時計的には合格点。今週は栗東入りして水曜に助手を背にWコース単走で追われ、終い重点ながらラスト200m11.0秒の好時計をマークした。強敵相手に善戦した、前走時の状態を維持できている。
イズジョーノキセキは前走後も順調な調整過程。先週はルメール騎手を背に軽めながらWコースで3頭併せを消化し、今週は助手を背に坂路単走で目立つ動きではなかったが、勝った前走時とほぼ変わりない状態。ピンハイは2週続けて坂路単走でほぼ馬なりという追い切り内容。調整過程、動きに問題はないが、小柄な馬でデビュー以来初めてとなる中3週がどう出るか。マジカルラグーンはレースの15日前となる10月29日にアイルランドから来日。11月4日に阪神競馬場に入り、今週の水曜にフォーリー騎手を背にダートコースで追い切ったが、時計は地味でも意欲的な内容で、体調面に不安はなさそうだ。