第1834回 【日経新春杯×過去データ分析】前走菊花賞組と前走3勝クラス組に注目|競馬情報ならJRA-VAN

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【日経新春杯×過去データ分析】前走菊花賞組と前走3勝クラス組に注目

2026/1/15(木)

今週は京都芝2400mで日経新春杯が行われる。同レースは2021年から23年、25年は中京芝2200mで施行されていたが、今年は本来の条件での戦いになる。京都芝2400mと中京芝2200mとでは回り(右・左)も距離も異なるが、いつものようにJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用し、過去10年のデータを分析する。

前走3勝クラス組が優秀

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2勝 0-  1-  1-  2/  4 0.0% 25.0% 50.0% 0 132
3勝 3-  3-  3- 10/ 19 15.8% 31.6% 47.4% 148 155
OPEN非L 0-  1-  0-  8/  9 0.0% 11.1% 11.1% 0 205
OPEN(L) 0-  0-  1-  8/  9 0.0% 0.0% 11.1% 0 34
G3 1-  1-  1- 35/ 38 2.6% 5.3% 7.9% 18 27
G2 2-  1-  2- 24/ 29 6.9% 10.3% 17.2% 30 50
G1 4-  3-  2- 27/ 36 11.1% 19.4% 25.0% 41 43

(表1 日経新春杯の前走クラス別成績、過去10年)

日経新春杯の前走クラス別成績を調べたところ、前走3勝クラス【3.3.3.10】が勝率15.8%、連対率31.6%、複勝率47.4%、単勝回収値148、複勝回収値155と非常に優秀だった。その中でも前走1着馬が狙い目。ただ、前走2着馬や前走8着(前走時1番人気)馬も馬券になっており、勝ち馬以外も侮れない。

また、出走機会5回未満ではあるが、前走2勝クラス【0.1.1.2】も複勝率50.0%の好成績。格下ながら軽ハンデを生かして激走することもある。

前走JRA重賞組に目を向けると、前走G1【4.3.2.27】は勝率11.1%、連対率19.4%、複勝率25.0%という成績。特に優秀な数字ではないが、前走G2や前走G3に比べると明らかに良い。また、前走オープン特別は非L【0.1.0.8】、L【0.0.1.8】ともに平凡な成績。前走オープンクラス組は、過去にグレードの高いレースに出走している馬ほど成績が良いという傾向が出ている。

前走JRA・G1組ならば4歳馬に注目

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
4歳 3- 3- 2-12/20 15.0% 30.0% 40.0% 56 68
5歳 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
6歳 1- 0- 0- 7/ 8 12.5% 12.5% 12.5% 47 23
7歳以上 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表2 前走JRA・G1組の年齢別成績、過去10年)

前走JRA・G1組の年齢別成績を調べたところ、4歳【3.3.2.12】が勝率15.0%、連対率30.0%、複勝率40.0%と良かった。さらに前走レース内訳を調べたところ、前走菊花賞【2.2.2.10】(勝率12.5%、連対率25.0%、複勝率37.5%)、日本ダービー【1.0.0.1】、有馬記念【0.1.0.0】、エリザベス女王杯【0.0.0.1】だった。前走菊花賞組だけが特別に優秀というわけではないが、前走菊花賞5着以内だと【2.2.0.0】で連対率100%だった。

前走3着以内か過去1年以内にオープンクラスの芝2400〜2600mで1着

日付 着順 馬名 性別 年齢 斤量 人気 前走レース名 前着 備考
25年 1 ロードデルレイ 5 57.5 4 中日新聞HG3 2  
24年 1 ブローザホーン 5 57 1 京都大賞G2 23年札幌日経OP1着
23年 2 キングオブドラゴン 6 55 10 アルゼンHG2 18  
22年 3 ヤシャマル 5 54 9 中日新聞HG3 8  
21年 2 ミスマンマミーア 6 52 13 新潟牝馬 4  
21年 3 クラージュゲリエ 5 56 4 アンドH(L) 2  
18年 2 ロードヴァンドール 5 56 4 中日新聞HG3 3  
18年 3 ガンコ 5 52 7 江坂特別1000 1  
17年 2 シャケトラ 4 53 2 境港特別1000 1  
17年 3 モンドインテロ 5 56.5 4 ステイヤG2 3 16年札幌日経OP1着
16年 1 レーヴミストラル 4 56 2 金鯱賞G2 8 15年青葉賞1着
16年 3 サトノノブレス 6 58 4 金鯱賞G2 3  

(表3 前走JRA・G1組と前走3勝クラス組以外の好走馬、過去10年)

表3は前走JRA・G1組と前走3勝クラス組以外の好走馬一覧。基本的には前走芝2000m以上のレースで3着以内だった馬が多い。それ以外では過去1年以内にオープンクラスの芝2400〜2600mで勝ち星を挙げている馬が有望そうだ。

【結論】

シャイニングソードとゲルチュタールが有力

今年の日経新春杯は登録頭数が14頭で、その内アロヒアリイが出走回避となる模様。少し寂しいメンバー構成だが、明確な注目馬がいる。まずは上がり馬のシャイニングソード。ここまでの成績は4勝、2着3回、3着2着、4着以下なしで複勝率100%と底を見せていないのが魅力的。前走昇仙峡S(3勝クラス・東京2400m)を勝利し、今回重賞初挑戦・初制覇に挑む。

そして前走JRA・G1組の中では4歳馬・ゲルチュタールが最有力。前走菊花賞で4着と善戦。3着エキサイトバイオとはハナ差だった。芝2200〜2400mの成績も【3.0.1.0】なので、距離短縮がマイナスにはならない。

あとは菊花賞7着の後、グッドラックハンデ(2勝クラス・中山芝2500m)を勝った4歳馬コーチェラバレー、昨年メトロポリタンSを勝ち、目黒記念3着の実績があるマイネルクリソーラに注目したい。

ライタープロフィール

小田原智大(おだわら ともひろ)

1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。


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