第1833回 【フェアリーS × 過去データ分析】波乱傾向が強いレースで穴傾向に合致するのはこの馬!|競馬情報ならJRA-VAN

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【フェアリーS × 過去データ分析】波乱傾向が強いレースで穴傾向に合致するのはこの馬!

2026/1/8(木)

今週は中山、京都で土曜・日曜・月曜の3日間開催が行われる。日曜中山で牝馬限定のフェアリーS、月曜京都でシンザン記念と2鞍の3歳重賞が組まれている。今回は日曜中山のフェアリーSをピックアップ、過去10年で1番人気が未勝利と波乱傾向が強い一戦をデータから分析し、今年馬券で狙えそうな穴馬を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

単勝オッズ10倍台の好走が目立つ

単勝オッズ 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
2.0〜 2.9 0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0% 0 28
3.0〜 3.9 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
4.0〜 4.9 1- 1- 0- 3/ 5 20.0% 40.0% 40.0% 92 72
5.0〜 6.9 3- 1- 0-13/17 17.6% 23.5% 23.5% 107 58
7.0〜 9.9 3- 1- 1-10/15 20.0% 26.7% 33.3% 154 88
10.0〜14.9 1- 3- 6-11/21 4.8% 19.0% 47.6% 60 175
15.0〜19.9 0- 2- 2- 7/11 0.0% 18.2% 36.4% 0 160
(10.0〜19.9) 1- 5- 8-18/32 3.1% 18.8% 43.8% 39 170
20.0〜29.9 0- 1- 1-12/14 0.0% 7.1% 14.3% 0 78
30.0〜49.9 2- 0- 0-20/22 9.1% 9.1% 9.1% 326 71
50.0〜99.9 0- 0- 0-18/18 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
100.0〜 0- 0- 0-27/27 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表1 フェアリーSの単勝オッズ別成績(過去10年))

表1はフェアリーSの単勝オッズ別成績。単勝3.9倍以下の8頭は勝ち星がなく、2着1回のみ。単勝オッズ4.0〜9.9倍からは優勝馬7頭が出ており、勝率が高い。

黄色で強調した単勝オッズ10倍台の馬は一昨年のイフェイオン(単勝12.6倍)の1勝のみにもかかわらず、2着5回・3着8回で複勝率は43.8%と非常に高い。複勝回収率も170%と優秀だ。また単勝オッズ30倍台の馬からは17年ライジングリーズン(単勝36.0倍)、23年キタウイング(単勝35.8倍)と2頭の勝ち馬が出ている。

人気順では、1番人気馬が【0.2.0.8】と未勝利で2着2回のみに終わっている。7番人気馬が【0.2.4.4】で複勝率は60.0%とトップで、3着以内馬6頭はいずれも単勝オッズ10倍台だった。

キャリアが浅い1・2戦馬は前走から継続騎乗が好成績

キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1戦 1-  0-  4- 18/ 23 4.3% 4.3% 21.7% 25 79
2戦 6-  4-  3- 41/ 54 11.1% 18.5% 24.1% 135 79
(1〜2戦) 7-  4-  7- 59/ 77 9.1% 14.3% 23.4% 102 79
前走と同騎手 4-  4-  5- 32/ 45 8.9% 17.8% 28.9% 136 101
前走から乗替り 3-  0-  2- 27/ 32 9.4% 9.4% 15.6% 56 47
3戦 1-  3-  1- 25/ 30 3.3% 13.3% 16.7% 28 65
4戦 1-  1-  1- 22/ 25 4.0% 8.0% 12.0% 143 67
5戦 1-  2-  1- 11/ 15 6.7% 20.0% 26.7% 45 81
6戦以上 0-  0-  0- 11/ 11 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表2 フェアリーSのキャリア別成績(過去10年))

表2はキャリア別成績。2戦の馬が18年プリモシーンら過半数の6勝をあげており、勝率トップ。これを含めキャリア2戦以内の馬が計7勝をあげており、特に近5年では3着以内馬15頭中11頭をキャリア2戦以内の馬が占めている。これらキャリアが浅い1・2戦の馬は前走と同騎手の方が連対率・複勝率で乗り替わりの馬を大きく上回っている。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を上回っており、継続騎乗のメリットが大きい。

3戦・4戦・5戦の馬はそれぞれ1勝ずつで、5戦の馬の連対率・複勝率が高い。なお、6戦以上の馬からは3着以内馬が出ていない。

前走1勝クラス以下の前走上位人気馬に注目

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
新馬 1-  0-  5- 18/24 4.2% 4.2% 25.0% 24 87
(前走1〜4人気) 1- 0- 5-12/18 5.6% 5.6% 33.3% 32 117
(前走5人気以下) 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
未勝利 4-  1-  3- 30/38 10.5% 13.2% 21.1% 79 75
(前走 1〜2人気) 4- 1- 3-19/27 14.8% 18.5% 29.6% 112 106
(前走3人気以下) 0- 0- 0-11/11 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
1勝 2-  9-  0- 43/54 3.7% 20.4% 20.4% 28 62
(前走1〜4人気) 1- 6- 0-10/17 5.9% 41.2% 41.2% 40 109
(前走5人気以下) 1- 3- 0-33/37 2.7% 10.8% 10.8% 22 40
オープン 0-  0-  0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
G3 2-  0-  1- 15/18 11.1% 11.1% 16.7% 239 68
G2 0-  0-  1-  3/ 4 0.0% 0.0% 25.0% 0 117
G1 1-  0-  0- 10/11 9.1% 9.1% 9.1% 325 83

(表3 フェアリーSの前走クラス別成績(過去10年))

表3は前走クラス別成績。前走オープン・重賞組は【3.0.2.35】で22年ライラックら3勝をあげるも、連対率7.5%・複勝率12.5%と低い値。対して、前走1勝クラス以下は【7.10.8.91】で連対率14.7%・複勝率21.6%と重賞組を大きく上回っている。前走未勝利組が最多の4勝をあげているように、「前走レースの格は関係ない」というのがフェアリーS攻略のポイントだ。

前走新馬、未勝利、1勝クラス組、それぞれを前走人気別で分類すると、いずれも前走上位人気馬の好走が目立っている。前走新馬組は前走4番人気以内、前走未勝利組は前走2番人気以内の複勝率が30%前後と高く、前走1勝クラス組は前走4番人気以内だった馬が2着6回で連対率は41.2%と非常に高い。

前走右回りコースで連対した馬をチェック

前走コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
前走右回りコース 6-  7-  3- 55/71 8.5% 18.3% 22.5% 109 81
(前走1〜2着) 4- 5- 3-20/32 12.5% 28.1% 37.5% 107 120
(前走3着以下) 2- 2- 0-34/38 5.3% 10.5% 10.5% 112 51
前走左回りコース 4-  3-  7- 73/87 4.6% 8.0% 16.1% 60 59

(表4 フェアリーSの前走コース回り別成績(過去10年))

表4は前走コース回り別成績。今回と同じ前走右回りだった馬が昨年のエリカエクスプレスら6勝をあげ、勝率・連対率・複勝率いずれも前走左回り組を上回っている。特に前走右回りで連対していた馬は4勝をあげ、連対率28.1%・複勝率37.5%と高い。今年も該当馬はチェックしておきたいところだ。

【結論】

抽選次第もレオアジャイルに穴馬の期待!

馬名 前走成績
アーリーハーベスト こうやまき賞(中京芝1600m)2着
アメティスタ 未勝利(福島芝2000m)1着
ギリーズボール 新馬(中山芝1600m)1着
サンアントワーヌ 1勝クラス(東京芝1400m)1着
トワニ 京王杯2歳S 3着
ノーザンタイタン 新馬(東京芝1600m)1着
ピエドゥラパン 未勝利(東京芝1600m)1着
ファンクション 新馬(福島芝1800m)1着
ブラックチャリス ファンタジーS 4着
マカレイ 未勝利(東京芝1600m)1着
レオアジャイル 黒松賞(中山芝1200m)5着
ヴァリスマリネリス 新馬(東京芝1800m)1着

(表5 今年のフェアリーSの主な出走予定馬)

※フルゲート16頭。収得賞金400万円組は抽選・13/17で出走可能。

今年のフェアリーSは出走登録馬20頭。サンアントワーヌ、ビッグカレンルーフ、ブラックチャリス以外の17頭は収得賞金400万円で、現状では抽選で13頭が出走できる状況となっている。

抽選対象となってしまうが、レオアジャイルを一番手に推奨しておきたい。前走1勝クラスの黒松賞は5着に敗れたものの、1200mのペースに付いていけずに後方からの追走。自身の上がりはメンバー中最速となる33秒4で、2着とは0秒2差まで押し上げた。キャリア2戦、前走1勝クラスで前走2番人気とデータの後押しもあり、前走着順で人気が下がるようなら積極的に狙ってみたい。

他ではキャリア2戦、前走右回りの福島で1番人気1着だったアメティスタ、同じくキャリア2戦で前走1番人気1着のピエドゥラパンも抽選対象ながら強調できる。

ライタープロフィール

ケンタロウ(けんたろう)

1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。


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