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第1246回 夏競馬のラストを飾る新潟記念を分析する

2018/8/30(木)

夏競馬ラストウィークとなる今週は日曜に新潟競馬場で伝統のハンデ戦の新潟記念が行われる。芝外回り2000m戦で長い直線での瞬発力勝負になりがちだが、意外に伏兵が激走して波乱傾向が強い一戦となっている。今回は新潟記念の過去10年のデータならびに今開催の新潟芝外回りの傾向から好走する可能性が高い馬を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 新潟記念の人気別成績(過去10年) 

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 1- 2- 0- 7/10 10.0% 30.0% 30.0% 46% 56%
2番人気 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0% 61% 47%
3番人気 0- 0- 2- 8/10 0.0% 0.0% 20.0% 0% 46%
4番人気 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0% 0% 30%
5番人気 3- 1- 0- 6/10 30.0% 40.0% 40.0% 275% 127%
6番人気 2- 1- 0- 7/10 20.0% 30.0% 30.0% 211% 114%
7番人気 1- 0- 1- 8/10 10.0% 10.0% 20.0% 147% 88%
8番人気 0- 1- 1- 8/10 0.0% 10.0% 20.0% 0% 90%
9番人気 0- 3- 1- 7/11 0.0% 27.3% 36.4% 0% 184%
10番人気 1- 1- 0- 7/ 9 11.1% 22.2% 22.2% 725% 224%
11番人気以下 1- 0- 4-62/67 1.5% 1.5% 7.5% 73% 68%

まず表1は新潟記念過去10年の人気別成績。1番人気馬は14年マーティンボロの1勝のみで、連対率・複勝率30%と低い。2番人気馬も一昨年のアデイインザライフの1勝のみで、連対率・複勝率20%。これら上位1〜4番人気馬がやや不振傾向なのが特徴だ。

対して、5番人気馬は11年ナリタクリスタルら最多の3勝、6番人気馬も昨年のタツゴウゲキら2勝をあげている。黄色で強調した伏兵の5〜10番人気馬の活躍が目立っている。競馬専門紙などでは◎、○が多く付く馬よりも△や☆といったやや人気薄の馬がより走っているということになる。

なお、11番人気以下は08年アルコセニョーラが勝利。昨年も3着に12番人気カフジプリンスが激走するなど3着4回と多い。3連単で10万円以上の配当が大半の8回と多く、外回りで力通り決まりそうなレースだが、意外と波乱傾向が強い

■表2 新潟記念の年齢別成績(過去10年)

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
3歳 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
4歳 2- 2- 2-18/24 8.3% 16.7% 25.0% 243% 115%
5歳 4- 4- 5-42/55 7.3% 14.5% 23.6% 56% 95%
6歳 1- 2- 2-38/43 2.3% 7.0% 11.6% 151% 85%
7歳以上 3- 2- 1-33/39 7.7% 12.8% 15.4% 86% 74%

表2は年齢別成績。出走数最多の5歳馬が昨年のタツゴウゲキら4勝をあげ、連対率14.5%・複勝率23.6%。10年を除いて毎年1頭は3着以内に入っている。連対率・複勝率トップは4歳馬。08年アルコセニョーラら2勝で、昨年は2・3着馬が該当している。7歳以上の馬は15年パッションダンスら3勝で、3着以内に入った6頭はいずれも5番人気以下だった。6歳馬は13年コスモネモシンの1勝のみで、連対率・複勝率ともに低い。 なお、3歳馬は6頭出走してすべて4着以下に敗れている。

■表3 新潟記念の斤量別成績(過去10年)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
51kg以下 0- 0- 0- 8/ 8 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
52kg 2- 0- 0-11/13 15.4% 15.4% 15.4% 880% 190%
53kg 0- 0- 1-19/20 0.0% 0.0% 5.0% 0% 22%
54kg 0- 2- 1-27/30 0.0% 6.7% 10.0% 0% 58%
55kg 3- 1- 5-21/30 10.0% 13.3% 30.0% 91% 140%
56kg 3- 4- 0-23/30 10.0% 23.3% 23.3% 94% 110%
56.5kg 1- 1- 0- 0/ 2 50.0% 100.0% 100.0% 495% 260%
57kg 0- 1- 3-13/17 0.0% 5.9% 23.5% 0% 80%
57.5kg 1- 0- 0- 8/ 9 11.1% 11.1% 11.1% 91% 32%
58kg 0- 1- 0- 7/ 8 0.0% 12.5% 12.5% 0% 26%

表3は斤量別成績。黄色で強調した斤量55〜56.5kgの馬がのべ7勝をあげ、複勝率も高い。いずれも複勝回収率で100%を超えている。57kg以上で勝利したのは11年57.5kgのナリタクリスタルのみ。また、52kgで勝利したのは08年アルコセニョーラと13年コスモネモシンの牝馬2頭だった。

■表4 新潟記念の前走レース別成績(過去10年)

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
小倉記念 6- 2- 4-32/44 13.6% 18.2% 27.3% 120% 107%
七夕賞 1- 4- 1-18/24 4.2% 20.8% 25.0% 204% 125%
函館記念 1- 1- 2-13/17 5.9% 11.8% 23.5% 86% 157%
クイーンS 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 3265% 690%
常総S(1600万下) 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 610% 230%
日本海S(1600万下) 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0% 0% 85%
エプソムC 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0% 0% 42%
マレーシアC(1600万下) 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 300%
関屋記念 0- 0- 1-14/15 0.0% 0.0% 6.7% 0% 13%
新潟大賞典 0- 0- 1- 4/ 5 0.0% 0.0% 20.0% 0% 88%
モンゴル大統領賞 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0% 1120%
その他のレース 0- 0- 0-49/49 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

表4は前走レース別成績。出走数が最も多い小倉記念組が昨年のタツゴウゲキら過半数の6勝と勝ち切る傾向が強い。この組の6勝中5勝は新潟記念で5〜6番人気の馬だった。七夕賞組は08年アルコセニョーラ、函館記念組は12年トランスワープがそれぞれ勝利。やはり前走もサマー2000シリーズのレースだった馬が中心となる。

対して、前走新潟の重賞の関屋記念組や新潟大賞典組は3着1回のみで不振傾向にある。なお、前走ダービー組や前走から半年以上空いた馬は【0.0.0.2】で数は少ないものの、3着以内に入っていない。

■表5 新潟記念の前走人気別成績(過去10年)

前走人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
前走1人気 3- 3- 2-10/18 16.7% 33.3% 44.4% 134% 118%
前走2人気 1- 3- 0- 8/12 8.3% 33.3% 33.3% 78% 143%
前走3人気 0- 2- 1-11/14 0.0% 14.3% 21.4% 0% 53%
前走4人気 3- 1- 0-12/16 18.8% 25.0% 25.0% 223% 122%
前走5人気 0- 0- 0-10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
前走6〜9人 3- 1- 4-49/57 5.3% 7.0% 14.0% 208% 111%
前走10番人気以下 0- 0- 3-35/38 0.0% 0.0% 7.9% 0% 43%

表5は前走人気別成績。前走1番人気だった馬が一昨年のアデイインザライフら3勝をあげ、連対率33.3%・複勝率44.4%と高い。前走3番人気馬こそ勝ち馬は出ていないものの、これら上位4番人気以内だった馬の好走が目立っている

なお、前走10番人気以下の馬からは連対馬が出ておらず、複勝率も低かった。

■表6 新潟記念の種牡馬別成績(過去10年)

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ディープインパクト 3- 2- 2-18/25 12.0% 20.0% 28.0% 79% 76%
スペシャルウィーク 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7% 586% 206%
ステイゴールド 1- 2- 0-11/14 7.1% 21.4% 21.4% 350% 144%
マヤノトップガン 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0% 247% 87%
ゼンノロブロイ 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7% 1088% 230%
マーベラスサンデー 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 600% 210%
ファルブラヴ 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 735% 260%
アドマイヤベガ 0- 3- 2- 1/ 6 0.0% 50.0% 83.3% 0% 456%
ダンスインザダーク 0- 1- 0- 5/ 6 0.0% 16.7% 16.7% 0% 78%
チーフベアハート 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 240%
ダイワメジャー 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 170%
マンハッタンカフェ 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 0.0% 16.7% 0% 126%
シンボリクリスエス 0- 0- 1- 6/ 7 0.0% 0.0% 14.3% 0% 62%
オペラハウス 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 0.0% 16.7% 0% 186%
ハーツクライ 0- 0- 1- 7/ 8 0.0% 0.0% 12.5% 0% 88%
タニノギムレット 0- 0- 1- 4/ 5 0.0% 0.0% 20.0% 0% 40%
スターリングローズ 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0% 255%
ハービンジャー 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
その他の種牡馬 0- 0- 0-61/61 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

表6は種牡馬別成績。出走数最多のディープインパクト産駒が一昨年のアデイインザライフら最多の3勝をあげ、連対率20.0%・複勝率28.0%。それほど高くないが、14年には1〜3着を独占するなど差し馬が生きる馬場になると強さを発揮する。

上位にはサンデーサイレンス後継種牡馬がずらりと並んでいる。ステイゴールド産駒は08年アルコセニョーラが勝利し、連対した3頭はいずれも8番人気以下と穴を開けている。なお、ハービンジャー産駒は一昨年ベルーフが4着、昨年のトーセンバジルが7着と4着以下だが、ともに勝ち馬から0秒2差と僅差では走っていた。

■表7 新潟記念の前走からの斤量増減別成績(過去10年)

前走斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
増減無し 5- 5- 9-64/83 6.0% 12.0% 22.9% 96% 123%
今回増 3- 3- 1-16/23 13.0% 26.1% 30.4% 159% 91%
今回減 2- 2- 0-57/61 3.3% 6.6% 6.6% 117% 36%

表7は前走からの斤量増減別成績。黄色で強調したように前走から斤量増の馬が昨年のタツゴウゲキら3勝をあげ、連対率26.1%・複勝率30.4%と優秀だ。この組の好走馬7頭は新潟記念で7番人気以内に支持されていた。また、前走から斤量増減なしの馬は15年パッションダンスら5勝をあげ、複勝率22.9%。この組の3着以内馬19頭中14頭は6番人気以下の伏兵だった。 なお、前走から斤量減の馬は一昨年のアデイインザライフら2勝も、連対率・複勝率ともに低い。

■表8 2回新潟開催の芝外回り種牡馬別成績(芝1600〜2000m/3歳以上)

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ディープインパクト 7- 2- 5-19/33 21.2% 27.3% 42.4% 110% 98%
キングカメハメハ 2- 0- 3- 8/13 15.4% 15.4% 38.5% 119% 86%
ローエングリン 2- 0- 2- 2/ 6 33.3% 33.3% 66.7% 188% 286%
オルフェーヴル 2- 0- 0- 7/ 9 22.2% 22.2% 22.2% 78% 33%
ディープブリランテ 1- 3- 0- 8/12 8.3% 33.3% 33.3% 44% 61%
ルーラーシップ 1- 2- 0- 5/ 8 12.5% 37.5% 37.5% 38% 60%
ハーツクライ 1- 1- 5-17/24 4.2% 8.3% 29.2% 11% 95%
ノヴェリスト 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0% 218% 72%
エイシンフラッシュ 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3% 160% 63%
ヴィクトワールピサ 0- 3- 0- 6/ 9 0.0% 33.3% 33.3% 0% 85%
ステイゴールド 0- 2- 1- 9/12 0.0% 16.7% 25.0% 0% 50%
ロードカナロア 0- 2- 0- 3/ 5 0.0% 40.0% 40.0% 0% 58%
マンハッタンカフェ 0- 2- 0- 2/ 4 0.0% 50.0% 50.0% 0% 90%
アドマイヤムーン 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0% 60%
ブラックタイド 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 0.0% 25.0% 0% 160%
ゴールドヘイロー 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0% 225%
ハービンジャー 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
マツリダゴッホ 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

最後に表8は今開催の新潟外回りの種牡馬別成績。出走数が多いものの、ディープインパクトが最多の7勝と勝ち切る傾向が強い。複勝率も42.4%と高く、複勝回収率も100%に近い数字を残している。他ではローエングリン産駒が優秀だが、今回の出走予定馬にはいなかった。他ではディープブリランテ産駒が連対率・複勝率33.3%、ヴィクトワールピサ産駒の複勝率33.3%、ステイゴールド産駒の複勝率25.0%あたりか。

一方、表の下部のハービンジャー産駒、マツリダゴッホ産駒はいずれも4着以下に敗れており、不振傾向にある。

<結論>

2017/11/4 東京10RノベンバーS 1着 8番 ストーンウェア 2017/12/9 中京11R中日新聞杯(G3) 1着 13番 メートルダール

■表9 今年の新潟記念の出走予定馬

馬名 性齢 斤量(増減) 種牡馬 前走成績
エンジニア 牡5 54(-3) シーザスターズ マレーシアC 1着
グリュイエール 牡6 55(-1) ディープインパクト エプソムC 3着
コパノマリーン 牝5 49(-3) ヴィクトワールピサ 佐渡S 5着
ショウナンバッハ 牡7 53(-3) ステイゴールド 福島TVオープン 7着
スズカディープ セ6 53(-1) ディープインパクト 博多S 1着
ストーンウェア 牡6 54(0) バードストーン 小倉記念 5着
セダブリランテス 牡4 57.5(+2.5) ディープブリランテ 中山金杯 1着
ブラストワンピース 牡3 54(-3) ハービンジャー 日本ダービー 5着
ベアインマインド 牝5 50(-2) ディープインパクト 佐渡S 2着
マイネルハニー 牡5 57(0) マツリダゴッホ 函館記念 14着
マイネルミラノ 牡8 56(-1) ステイゴールド 七夕賞 9着
メドウラーク 牡7 56(0) タニノギムレット 小倉記念 11着
メートルダール 牡5 57(0) ゼンノロブロイ 大阪杯 10着
レアリスタ 牡6 54(-1) ステイゴールド メイS 8着

※フルゲート18頭。除外対象馬なし。

今年の出走予定馬は表9のとおり。

1番人気に推されそうなのは3歳馬のブラストワンピース。ただし、これまで示してきたデータ的には推せない。3歳馬で斤量減の54キロ、今開催でも苦戦傾向のハービンジャー産駒とマイナス材料が揃っている。データを覆す走りを見せるかもしれないが、1着はないという買い方をしても面白いだろう。

替わってデータから推奨したいのがストーンウェアメートルダールの2頭。ストーンウェアは前走5着も前残りの展開で走破時計も速い。2走前のメイSではダイワキャグニーやサトノアーサーと接戦して2着、上がり最速をマークしている。小倉記念組で斤量が前走から据え置きの54キロも強調材料といえる。

メートルダールは昨年の中日新聞杯で今年の宝塚記念馬のミッキーロケットに破って勝利している。成績にムラはあるタイプだが、昨年の新潟大賞典では3着。5歳馬でこちらも斤量据え置きの57キロも好材料だ。

他では唯一の斤量増となるセダブリランテスも有力。4歳馬で前走1番人気、ディープブリランテ産駒も好材料で、中山金杯以来の久々の影響がなければ勝ち負けできそうだ。ディープインパクト産駒の中では前走エプソムC3着のグリュイエールも力がある一頭。ただし、6歳馬で斤量減はやや割り引きで、押さえ評価に止めておきたい。

ライタープロフィール

ケンタロウ(けんたろう)

1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。


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