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G1特集 第70回 阪神ジュベナイルフィリーズG1特集 第70回 阪神ジュベナイルフィリーズ

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
ダノンファンタジー 123 89 79 89    
※トロシュナ 116 78        
シェーングランツ 114 93 75 68    
ビーチサンバ 113 92 76      
※コルデトゥリーニ 112 77 73      
メイショウショウブ 112 91 84 75 73  
ローゼンクリーガー 110 85 81 82 77  
ウインゼノビア 108 88 81 77 75  
※タニノミッション 108 75        
ベルスール 108 86 76      
クロノジェネシス 107 91 77      
※サヴォワールエメ 107 77        
プールヴィル 104 83 75 70    
レッドアネモス 104 87 76      
メイショウケイメイ 103 84 75      
グレイシア 101 84 85 83    
ジョディー 101 86 80 84 78  
ラブミーファイン 100 85 71 82 75  
スタークォーツ 96 85 79 74 71 70
※アフランシール 92 86 79 77    
※エイシンゾーン 81 79 82 82 75  
※レディードリー 76 81 84 80 60 70

※フルゲート18頭で抽選対象(12/4時点)

1)ZIはダノンファンタジーがやや抜けて1位

ZIのトップはダノンファンタジー。数値は123で2位以下をやや離している。アルテミスSで連対を果たしたシェーングランツとビーチサンバが2番手集団。デイリー杯2歳Sで2着のメイショウショウブも差がなく、上位勢だ。

2)アルテミスS史上トップの内容だったシェーングランツ

補正タイムのトップはシェーングランツ。前走アルテミスSを勝利しており、その時の指数が93だ。これは同レースが重賞となってからは最高の数値。昨年アルテミスSを勝ったラッキーライラックは次走阪神JFを優勝、一昨年アルテミスS制したリスグラシューは、次走阪神JFで2着と好走している。よって、シェーングランツにも大きな期待がかかる。

3)ファンタジーSの勝ち馬は相性が悪いが

人気が予想されるダノンファンタジーは、前走ファンタジーSの補正タイムが89。他馬との比較では分が悪いが、同レースとしてはまずまずの数値だ。ただ、同レースそのものと阪神JFの相性があまり良くない。2011年のアイムユアーズ(ファンタジーS1着→阪神JF2着)のように好走することができるか。

4)アイビーSが強いクロノジェネシス

重賞未経験だが2戦2勝のクロノジェネシスに注目。前走アイビーSの補正タイムは91で、同レースとしてはかなり優秀な数値が出た。過去の同レースとの比較では、2016年のソウルスターリングを上回る。さらにレース名は異なるが、同じ条件だった2013年のいちょうSの勝ち馬・イスラボニータと同じだ。距離短縮がどうかだが、一発があっても全くおかしくない。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。