第70回 阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気ラッキーライラックが勝利。２着に３番人気リリーノーブル、３着に４番人気マウレアが入った。

１）堅めの決着が多い一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.1.4】。一昨年のソウルスターリングら最多の４勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【2.2.0.6】で、昨年のラッキーライラックら２勝をあげている。以下、５番人気馬が３勝と多く、４番人気馬が１勝。勝ち馬はすべて上位５番人気以内の馬だった。

対して、２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。それでも馬連での万馬券は３連単300万円超の大波乱となった12年の１回のみ。近２年は上位４番人気以内の馬が１〜３着を占めるなど、堅めの決着が多い。

２）キャリア２戦の馬が過半数の６勝

キャリア別成績は、２戦の馬が【6.2.3.27】。昨年のラッキーライラックら過半数の６勝をあげ、勝率15.8％・連対率21.1％・複勝率28.9％でいずれもトップだ。昨年は上位３着までを独占している。１戦の馬は【1.0.2.12】で、11年ジョワドヴィーヴルが勝利。複勝率20.0％と２戦の馬に次いで高い。

出走数最多の３戦の馬は【3.3.3.55】。15年メジャーエンブレムら３勝をあげ、連対率9.4％・複勝率14.1％。２戦の馬に連対率・複勝率で大きく水を開けられている。勝ち馬はすべてキャリア３戦以内の馬だった。なお、４戦の馬は【0.4.2.28】で勝ち星こそないが、２着が４回と多い。５戦以上の馬は【0.1.0.28】で苦戦傾向にある。

３）前走アルテミスＳ連対馬が好相性

前走レース別成績は、出走数最多のファンタジーＳ組が【1.2.2.37】。12年ローブティサージュの１勝のみで、連対率7.1％・複勝率11.9％と低い。この組の３着以内馬５頭はすべて前走３着以内だった。アルテミスＳ組は【2.3.1.15】で昨年のラッキーライラックら２勝。Ｇ３に格付けされた14年以降は毎年１頭は３着以内に好走している。近４年で前走連対馬は【2.2.1.2】と好相性を見せており、注目だ。

その他の前走重賞組では、札幌２歳Ｓ組【1.0.0.2】、デイリー杯２歳Ｓ組【1.0.0.3】でそれぞれ１勝ずつ。また、勝ち星こそないものの、京王杯２歳Ｓ組【0.1.2.3】、新潟２歳Ｓ組【0.1.0.3】。少数ながら、前走で牡馬混合重賞を使われた馬から好走馬が出ている。

４）500万下組、新馬戦組は前走コースに注目

前走重賞組以外では、オープン特別組が【1.0.1.10】で一昨年のソウルスターリング（前走アイビーＳ）が勝利。３着以内に入った２頭はともに前走を勝利していた。

前走500万下組は【2.3.2.46】で、14年ショウナンアデラら２勝。この組の３着以内馬の前走コース別は、東京芝1600ｍ【1.1.1.6】、東京芝1400ｍ【1.0.1.4】、京都芝1400ｍ【0.1.0.7】、京都芝1600ｍ【0.1.0.14】と４つのコースに限られていた。

また、複勝率20.0％と健闘が目立つ前走新馬戦組の前走コース別は京都芝1600ｍ【1.0.0.5】、東京芝1600ｍ【0.0.2.0】。好走馬はこの２つのコースに絞られていた。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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