第70回 阪神ジュベナイルフィリーズ レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ダノンファンタジー、鮮やかに差し切り３連勝でＧ１制覇！

第70回阪神ジュベナイルフィリーズはＣ・デムーロ騎手騎乗の１番人気ダノンファンタジーが、後方追走から最後の直線で外に持ち出されるとグイグイと伸びて差し切り優勝。３連勝でＧ１初制覇を飾った。勝ち時計は1分34秒1（良）。鞍上のＣ・デムーロ騎手はこのレースは初勝利で、昨年のホープフルＳ以来となる日本でのＧ１制覇となった。本馬を管理する中内田充正調教師もこのレースは初勝利となった。

２着は半馬身差で北村友一騎手騎乗の２番人気クロノジェネシス。３着はクビ差で福永祐一騎手騎乗の４番人気ビーチサンバ。

レース展開・総括

ベルスールが行き平均ペースで引っ張る

スタートはほぼ互角だが、９番クロノジェネシスと17番トロシュナのダッシュがひと息だった。５番メイショウショウブが出て行き、内からは１番ベルスール。８番ラブミーファインが３番手。内の４番手に６番スタークォーツ。さらに半馬身差の内から３番プールヴィル。１馬身差の先団に７番ウインゼノビア、15番ローゼンクリーガー、12番レッドアネモス、２番ジョディーがかたまっての追走。１馬身差で18番メイショウケイメイ、11番ビーチサンバ。10番タニノミッション、16番グレイシア、14番サヴォワールエメが縦に並ぶ形。差がなく後方集団には４番シェーングランツ、13番ダノンファンタジー。２馬身差で最後方にクロノジェネシスとトロシュナが並ぶ隊列となった。

前半800m通過は47秒0で平均ペース。先頭はベルスールが奪い、半馬身ほどのリード。メイショウショウブら先団勢がかたまり４コーナーを通過。人気どころは後方位置のままコーナーをカーブし、最後の直線は外に持ち出された。

クロノジェネシスとの併せ馬で伸びた

残り300m前でメイショウショウブが単独で先頭に立ち、プールヴィルやラブミーファインらが先団から追う。しかし、脚色は完全に外。ダノンファンタジーとクロノジェネシスが併せ馬の形でグイグイと伸び、残り200mで先頭を捕らえそうだった。馬群の中からはビーチサンバとシェーングランツも伸びたが、ダノンファンタジーとクロノジェネシスの末脚が鋭い。坂下でダノンファンタジーがわずかに抜け出すと、クロノジェネシスは懸命に食い下がるが、その差はなかなか詰まらず、そのままゴール。ダノンファンタジーが優勝した。

桜花賞にもつながる鋭い決め手

ダノンファンタジーは１番人気に応えて見事な勝利。かなり後ろからの追走だったが、持ち味の決め手を存分に見せつけた。前走ファンタジーＳで差す競馬をしており、この経験も生きたと言えるだろう。来年の桜花賞も非常に楽しみとなった。

【第70回 阪神ジュベナイルフィリーズ　成績表】

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