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G1特集 第70回 朝日杯フューチュリティステークスG1特集 第70回 朝日杯フューチュリティステークス

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
アドマイヤマーズ 130 92 87 75    
ファンタジスト 125 87 81 77    
グランアレグリア 124 95 92      
ケイデンスコール 123 87 76 75    
マイネルサーパス 113 86 77 71 75  
ニホンピロヘンソン 112 87 76      
イッツクール 110 地方 80 76 79 74
ヒラソール 109 76 72 74 65 56
ディープダイバー 105 85 84 76 72 74
アスターペガサス 104 83 82 75    
ソルトイブキ 101 75 66 60    
ドゴール 96 89 77      
クリノガウディー 93 86 75      
エメラルファイト 91 86 84 76    
コパノマーティン 65 ダート ダート ダート 63 ダート
1)ZIのトップはアドマイヤマーズ

ZIのトップは130でアドマイヤマーズ。2位は125でファンタジスト。ともに無傷の3連勝中だが、その差は5の開きがある。3位は牝馬のグランアレグリア。牝馬による朝日杯FS(朝日杯3歳S)制覇は1980年のテンモン以降例がなく、38年ぶりの快挙を狙う。

2)凄まじい能力を見せているグランアレグリア

補正タイムのトップはグランアレグリア。前走サウジアラビアロイヤルCの内容が凄まじく、その指数は95。これは前年に同レースを勝ち、朝日杯FSを楽勝したダノンプレミアム以上の指数だ。デビュー戦でダノンファンタジーを下した時の指数も92で、異常とも言えるハイレベルな数値だった。牡馬が相手のG1でも全く憶することはないだろう。

3)アドマイヤマーズも侮れない

補正タイムの2位は92でアドマイヤマーズ。前走デイリー杯2歳Sの指数は決して低くはない。普通の年であれば2歳G1を勝ってもおかしくないレベルの力はある。グランアレグリアとの瞬発力勝負では厳しそうだが、前々でレースを運んで勝機を見出したい。

4)ファンタジストとケイデンスコールは上積みがほしい

前走重賞を勝利しているファンタジストとケイデンスコールだが、京王杯2歳Sと新潟2歳Sの指数はともに87。G1を狙うには物足りない数値で、かなりの上昇力が問われることになる。前走の指数自体はサウジアラビアロイヤルCで2着だったドゴールの方が上。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。