第70回 朝日杯フューチュリティステークス 調教情報｜GⅠ特集
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前走後は放牧を挟んで11月中旬に美浦へ帰厩。約1ヶ月間で軽めのものを含めると10本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は助手を背にＰコースで3頭併せの大外に回り、馬なりで併入する軽快な動きを披露。今週はルメール騎手を背にＷコースで古馬を追走して直線は内から並びかけ、軽く手綱を動かされると楽々先着した。輸送前の現時点では万全の仕上がりだ。
前走後もすぐに坂路での乗り込みを再開し、軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。先週はＭ.デムーロ騎手を背にＷコース3頭併せでわずかに遅れたが、終い追われると猛追してラスト200m11秒台半ばの末脚を披露。今週は助手を背に坂路で僚馬を追いかけ、最後は真一文字に坂を駆け上がって大きく先着した。好状態と見て間違いない。
前走の5日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は助手を背に坂路で僚馬と併せ、先週は混雑した時間帯で馬と馬の間を割るような形になりながらも800m49.5秒の好時計をマーク。今週は終い重点だったが、ラスト200mから一杯に追われて前を行く併走相手をきっちり捕えてゴールした。状態面に不安はなく、距離克服が課題となりそうだ。
前走後は放牧を挟んで11月14日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開して21日からは4週続けて併せ馬をこなしており、調教量は十分だ。先週はＣ.デムーロ騎手を背にＷコース併せ馬で、相手が稽古駆けする古馬とはいえ何とか併入に持ち込んだという地味な動き。ただ今週は助手を背に坂路で格下馬相手とはいえ、きっちり追走先着した。現時点での実力は出し切れる仕上がりだ。
前走の4日後には早くも坂路入りを再開し、11月21日からは週2本ずつ、合計7本の追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は丹内騎手を背にＷコースで追われ、先週は単走で素軽い動きを披露。今週は格下馬をかなり後ろから追いかけて徐々に差を詰め、馬体を並びかけたところがゴールだった。輸送前だが、きっちり仕上がっている印象だ。
ドゴールは助手を背にＷコースで併せ馬。未出走馬相手に互角の内容だったが、時計的には優秀な部類で状態面に問題なし。エメラルファイトは石川騎手を背にＷコースで2週続けて併せ馬で、ともに動きは良く目下絶好調で関西遠征をクリアできれば。ニホンピロヘンソンは浜中騎手を背に2週続けて坂路単走で、先週は800m51.5秒と速い時計を出すもラスト200mは13秒台と失速。今週は終い重点の微調整で馬体はきっちり仕上がったが、気性面に課題が残る。
