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G1特集 第16回 ヴィクトリアマイルG1特集 第16回 ヴィクトリアマイル

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
レシステンシア 134 91 93 93 86 83
デゼル 125 92 85 84 82 83
マジックキャッスル 122 92 94 91 80 86
テルツェット 120 93 85 78 73 取消
グランアレグリア 119 95 101 93 100 92
ランブリングアレー 117 91 94 86 89 83
ディアンドル 115 90 92 81 85 83
サウンドキアラ 113 87 89 92 88 94
クリスティ 110 90 81 81 77 ダート
マルターズディオサ 109 87 90 83 82 83
レッドベルディエス 108 85 84 81 80 74
イベリス 107 89 89 88 85 84
ダノンファンタジー 105 83 87 93 87 92
プールヴィル 105 91 87 86 87 78
スマイルカナ 103 77 91 86 84 91
シゲルピンクダイヤ 101 88 81 94 84 88
リアアメリア 97 86 83 93 75 87
アフランシール 89 87 77 82 82 83

フルゲート18頭。他にも登録馬あり。

 
1)ZIはレシステンシアが圧倒的に1位

レースでは1番人気に支持される可能性が高いグランアレグリアだが、ZIは119と意外なほど低かった。ZIの1位は指数134のレシステンシアで、2位のデゼル(125)に対して9ポイントの差をつけた。3位は122でマジックキャッスルとなっている。

2)補正タイムはグランアレグリアが断然トップ

一方、補正タイムはグランアレグリアが断然のトップ。2走前のマイルチャンピオンシップで指数101をマークした。4走前の安田記念でも指数100と、マイルG1でのパフォーマンスの高さはこのメンバーでは抜けている。ちなみに前走大阪杯(4着)も完敗ながら指数は95とそれほど低くはない。得意の距離でG1・5勝目を目指す。

3)東京芝1600mでもレシステンシア

レシステンシアは3走前のマイルチャンピオンシップが8着ながら指数は93だった。その後は阪急杯(1着)が93、高松宮記念(2着)が91と、指数は90台前半で安定している。指数的にはあまり目立たないが、1600m以下であればコースが替わっても安心してみていられる。

4)阪神牝馬Sの指数はあまり高くない

今年の阪神牝馬Sを勝ったデゼルの指数は92とあまり高くないが、同馬自身は一気に指数を伸ばしてきた。今年の愛知杯を勝利したマジックキャッスルと、クビ差の2着だったランブリングアレーの指数が94と、今回のメンバーの中では若干いい。ただ、芝2000mのレースであり、ともにマイル戦はやや忙しいかもしれない。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。