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調教情報

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タイトルホルダー

前走後は放牧を挟んで6月1日に美浦へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、3日から今週にかけて6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は横山和騎手を背にWコースで追われ、先週は僚馬を目標に強めに追われて1000m64.5秒の好時計をマーク。今週は格下馬と併せ、ラスト200m11.2秒と鋭い末脚を見せた。前走とほぼ変わりない好状態と見てよさそうだ。

エフフォーリア

放牧先から6月2日に美浦へ帰厩。翌日には坂路で800m57秒台を出し、その後も連日のように時計を出されており、巻き返しへ向けて意欲的な調整過程といえる。ここ2週は横山武騎手を背にWコースで3頭併せの真ん中に入り、先週は一杯に追われて何とか最先着。ブリンカーを装着した今週は一変して楽な手応えで最先着した。追い切りの印象から、ブリンカーの効果は大といえそうだ。

ディープボンド

前走後は放牧を挟んで5月26日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、6月に入って4週続けてきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週は和田竜騎手騎手を背にWコースで追われ、先週は一杯に追われて格下馬に追走先着し、1000m64.2秒と速い時計をマーク。今週は単走で余裕残しの内容だったが、軽快な動きは目についた。実力を出し切れる好状態だ。

 
オーソリティ

ドバイから帰国後は検疫、放牧を経て6月2日に美浦へ帰厩。5日から今週にかけて、すべて助手騎乗で日曜坂路、水曜Wコースというメニューで週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週は同じ馬と併せ、先週は微差先着。今週は先行する形からわずかに遅れたが、余力残しの内容だった。関西遠征、右回りと課題を残すが、体調面に不安はない。

デアリングタクト

前走後は放牧を挟んで6月1日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、5日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は松山騎手を背に追われ、先週はWコースでやや折り合いを欠いて単走になったが、1200m78秒台と速い時計をマーク。今週は坂路単走で、いつも通りの微調整で終えた。前走時より確実に良化傾向が見られる。

ヒシイグアス

前走後は自厩舎に戻ってしっかり疲れを取り、5月12日に坂路入りを再開。6月に入ってからはWコースで4週続けてレーン騎手騎乗で追い切られており、調教量に不足はない。先週は僚馬に先行する形から最後も先着し、ラスト200m10.9秒をマーク。今週は単走で内めを回る軽めの内容だったが、左手前のままでも動きはスムーズだった。大きな上積みは感じられないが、現状の力は出せる状態だ。

パンサラッサ

帰国後は検疫、放牧を経て6月7日に栗東へ帰厩。やや遅めの帰厩だが、9日には速い追い切りをやれており、調整過程に問題はないと見ていい。ここ2週は助手を背に追われ、先週はWコースでラスト400m22秒台の末脚で併走馬に大きく先着。今週は坂路単走で、余裕残しの手応えで800m51.7秒、ラスト200m12.0秒の好時計をマークした。実力をきっちり出し切れる好状態だ。

ポタジェ

放牧先から5月20日に栗東へ帰厩。22日に坂路で時計を出し始め、今週にかけて軽め中心とはいえ10本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は藤岡康騎手を背に3頭併せの内に入って外の馬には大きく先着も中の馬には遅れたが、時計的には合格点。今週は助手を背にPコースでごく軽めにとどめた。直前軽め追いで前走も結果を出せており、状態面は万全と見てよさそうだ。

その他の出走馬

アリーヴォは先週Wコースで武騎手を背に格下馬に追走先着。今週は助手を背に坂路で軽快な動きを見せたが、単走でやや負荷も軽すぎた点は若干気がかり。ステイフーリッシュは2週続けて坂井騎手を背に追われたが、先週はWコースでパンサラッサに大きく遅れ、今週は坂路で未勝利馬に手応え劣勢で併入と重苦しい動きで、まだ完調手前という印象。キングオブコージは先週金曜にWコース3頭併せで最先着し、1000m65.0秒、ラスト200m11.0秒の好時計をマーク。今週はWコース単走で、ゆったりとした走りながら見た目以上に速い時計が出ており、大敗後でも状態は良さそうだ。