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G1特集 高松宮記念2023G1特集 高松宮記念2023

調教情報

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ナムラクレア

前走後は放牧を挟んで2月24日に栗東へ帰厩。3月1日から今週にかけて7本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は浜中騎手を背にWコースで僚馬と併せ、長めから終い一杯に追われてきっちり先着。今週は長谷川師を背に坂路単走で、ほとんど馬なりのままラスト400m12.3−12.1秒としっかり動けていた。実力をきっちり出し切れる好仕上がりと見てよさそうだ。

メイケイエール

前走後は検疫、放牧を経て2月18日に栗東へ帰厩。3月1日から今週にかけて、すべて単走ながら水曜Wコース、週末は坂路というメニューで計7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は池添騎手を背にやや折り合いを欠いたが、600m34.4秒と抜群の脚力を披露。助手騎乗の今週も行きたがってはいたが、なんとかなだめて終いの脚は残せていた。気性面の課題は依然として残るが、体調面は万全だ。

アグリ

前走後はプール調教を中心にクールダウンした後、レースの9日後に坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。今回も近走と同様に追い切りはすべて坂路で、先週は横山和騎手が騎乗してオープン馬相手に追走先着し、800m49.8秒の自己ベストをマーク。今週は助手を背に、ほぼ馬なりのまま軽快な脚どりで登坂した。前走からさらに上積みが見込めそうな仕上がりだ。

 
トウシンマカオ

前走後は放牧を挟んだが、レースの1か月以上前に帰厩し、先々週から3週続けてWコースで併せ馬をこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週は鮫島駿騎手が乗り、先週は追い出されると抜群の反応を見せて僚馬を一気に置き去りにする鋭い末脚を披露。今週も同じ馬と併せたが、ほとんど追われることなく突き放す絶好の動きを見せた。前走以上の状態と見てよさそうだ。

ウインマーベル

前走後は放牧を挟んで2月23日に美浦へ帰厩。26日から今週にかけて、軽めのものを含めて10本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先々週から3週続けてWコースで併せ、先週は松山騎手を背に追走先着。今週は助手を背に3頭併せの真ん中に入り、終い追われて微差ながら最先着した。調教駆けしないタイプで動き自体は目立たないが、馬体重も絞れてきそうで、状態面に全く問題はない。

その他の出走馬

ピクシーナイトは阪急杯で復帰予定だったが、一頓挫あって3月7日に再帰厩。9日から3週続けて坂路で併せ馬をこなし、先週は800m50.3秒の好時計をマーク。今週もオープン馬に先着と動きは悪くなく、8分以上の仕上がりにはありそう。ヴェントヴォーチェは3歳時以来の中2週使いになるが、中間の調整過程は疲れも感じさせず順調。今週は坂路で助手を背に僚馬を大きく追走し、余裕残しの手応えで先着と追い切りの動きも良く、状態面は万全。ナランフレグは昨年と同じくオーシャンSから中2週の臨戦で、調教過程もほぼ同じ。今週は丸田騎手を背にWコースで僚馬2頭を追走して内に入り、軽く追われて最先着と動きは悪くなく、現状の実力は出し切れる仕上がりだ。