競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN

G1特集 高松宮記念2023G1特集 高松宮記念2023

有力馬情報

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 高松宮記念 > 2023 > 有力馬情報

メイケイエール 中京芝1200mで重賞2勝

メイケイエール
22年セントウルSをコースレコードで制したメイケイエール

中京芝1200mは22年シルクロードS、セントウルSと重賞2勝を挙げ、高いスプリント能力とコース実績を持っている。同年のG1は高松宮記念5着、スプリンターズS14着、香港スプリント5着に終わっており、今後の課題はG1で結果を残すことだろう。スプリンターズSの惨敗は不甲斐なかったが、高松宮記念は重馬場の影響で外枠の馬が厳しい展開のなか、しぶとく伸びて勝ち馬と0.1秒差。香港スプリントは最後まで踏ん張って日本馬4頭の中では最先着を果たしており、レース内容は決して悪いものばかりではない。今回も激戦必至だが、力を出し切ることができれば勝機もあるだろう。

ナムラクレア 勝ち切るには展開やコース取りが鍵

ナムラクレア
シルクロードSを勝利したナムラクレア

芝1200mの成績は【4.0.1.1】と素晴らしいが、重賞で勝ち切るには展開やコース取りが鍵になる。3走前の北九州記念は中団馬群の中で揉まれる形となり、抜け出すのにやや苦労して3着。2走前のスプリンターズSは4コーナーを大外から回ったのが厳しく5着。一方、前走シルクロードSは中団の内で脚を溜め、最後の直線は馬場の3分どころを通り、ファストフォースとマッドクールの間を割って抜け出した。外を回らず、経済コースを通ってスムーズに抜けられるかが、勝敗に大きく影響するタイプ。好走するためには、なるべく内目の枠がほしい。

アグリ 4連勝中の上がり馬

アグリ
阪急杯で重賞初制覇を飾ったアグリ

父がCaravaggio、父の父がScat Daddyなので2019年高松宮記念を勝利したミスターメロディと同じ系統の血統ということになる。5走前の1勝クラス(札幌芝1200m)で4着に敗れた後、怒涛の4連勝をマーク。前走阪急杯ではダッシュ良く2番手で追走して抜け出し、最後はダディーズビビッドの追撃を振り切り重賞初制覇を飾った。スタートが上手でダッシュも良く、スピード溢れる走りが魅力。芝1400〜1500mで連勝しているが、芝1200mが短いということはない印象を受ける。中京もG1も初めてで課題はあるものの、勢いと底を見せていない点を評価したい。

 
ピクシーナイト スプリント王者がいよいよ復帰

2021年スプリンターズSでレシステンシアを2馬身差で下してG1初制覇を達成。次走は香港スプリントに挑んだが、他馬の落馬のあおりを受けるアクシデントに見舞われた。避けづらかった事故で、本馬も大きなケガをしてしまい、今回約1年3か月ぶりの復帰戦となった。芝1200mの成績は競走中止の前走を除けば3戦1勝、2着2回と崩れたことがない。調整も順調なようで、いきなり力を出してくる可能性が高いとみたい。

ナランフレグ 連覇がかかる一戦

22年の高松宮記念は8番人気ながら見事な末脚で差し切り、G1初制覇を飾った。この時は道悪(重馬場)の影響が残り、馬場の内目がよく伸びる状況で、1枠を生かして最内から馬群を縫うように抜けてきた。いい偶然が重なったレース内容ではあったが、同年のスプリンターズSでは直線大外から伸びて3着。高い地力を持っているのは確かだ。前走オーシャンSは休み明けで、馬体重がプラス15キロ。いかにも本番前のひと叩きという感じだったので、9着という結果を悲観しない方がいい。勝ち切るには展開に恵まれないと大変かもしれないが、巻き返してくるだろう。