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G1特集 第24回 秋華賞G1特集 第24回 秋華賞

調教情報

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ダノンファンタジー

前走から中3週という臨戦過程はデビュー以来一番短い間隔だが、この中間もきちんと調教を積まれており、調整過程に問題はないと見ていい。先週は中内田師を背に芝コース単走で1000m62秒台をマーク。今週は川田騎手を背にWコース単走でやや行きたがる面こそ見せたが、ほとんど追われることなくラスト200mも12秒前後と軽快な動きを見せた。体調面はほぼ万全だ。

クロノジェネシス

休養先の牧場から9月4日に栗東へ帰厩。4日後の8日にはWコースで追い切られ、かなりの本数をこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は北村友騎手を背にWコースで格下馬を追走する形の併せ馬で、先週は終い一杯に追われて併入も脚色は劣勢。今週は直線に向いて軽く促された程度で若干遅れてのゴールだった。動きは確実に良化傾向だが、本調子には一歩手前という印象だ。

カレンブーケドール

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、先々週から3週続けて坂路で併せ馬をこなしており、調整過程は順調だ。先週は助手を背に僚馬と中間地点から併走し、強めに追われる相手を尻目に楽な手応えのまま併入。今週は津村騎手を背に手応え劣勢でだったが、800m52.1秒、ラスト200m12.3秒という時計は優秀だ。関西遠征が課題だが、現時点では万全の仕上がりだ。

コントラチェック

休養先の牧場から9月4日に美浦へ帰厩。中間の追い切りはすべて坂路だが、800m55秒を切る時計を7本も出しており、調教量は十分だ。9月11日から週2本ペースで10月6日までに8本の併せ馬を消化し、今週は北村宏騎手を背に僚馬2頭を追走し、最後は内から併せてほぼ馬なりのまま3頭並んでゴールした。時計、動きともに合格点で、関西遠征前の現時点では完調と言っていい仕上がりだ。

エスポワール

放牧先から9月半ばに栗東へ帰厩。軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週はシュタルケ騎手を背にWコースで2頭を追走する形から直線で内から並びかけ、ほぼ馬なりのまま併入。今週は助手を背に坂路単走で荒れた馬場を気にしてか、推進力こそ今一息だったが、首を使ってしっかりと動けていた。力を出せる状態には仕上がっている。

その他の出走馬

ビーチサンバは単走ながら2週続けて助手を背にWコースで強めの内容を消化。調教駆けしないタイプで時計は目立たないが、動き自体はしっかりしており、状態面に不安なし。パッシングスルーは前走後に放牧を挟んで10月2日に美浦へ帰厩、翌3日に栗東入りと移動が多く、追い切りは2本のみだが、坂路での動きは悪くなく、現時点での力はきっちり出し切れる状態。サトノダムゼルは助手を背に2週続けて左回りのWコース単走追いだったが、荒れた馬場の中でも素軽い走りを見せており、輸送前の現段階では万全の状態といえそうだ。