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調教情報

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ファントムシーフ

前走後は放牧を挟んで3月7日に栗東へ帰厩。15日から今週にかけて、5週続けてWコースで併せ馬をこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週はルメール騎手が乗り、先週は先行していた僚馬2頭に追いつけなかったが、外を回って1000m65.1秒と負荷は十分。今週は直線で格下馬の内に併せ、楽な手応えのまま微差先着した。時計も悪くなく、実力を出し切れる状態だ。

ソールオリエンス

放牧先から3月17日に美浦へ帰厩。19日から今週にかけて、週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は横山武騎手を背にWコースで同じ馬と併せ、先週はしっかり追われて1000m64.9秒の好時計で追走先着。今週は終い重点の内容だったが、馬なりのままラスト200m11.2秒と鋭い末脚を見せて先着した。ほぼ万全の仕上がりと見てよさそうだ。

ベラジオオペラ

前走後はプール調教中心にクールダウンした後、レースの1週間後に馬場入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はWコースで僚馬を追走する形の併せ馬で、先週は田辺騎手を背に直線で軽く追われて先着。今週は助手を背に最後までほとんど馬なりだったが、手応え優勢で微差先着した。勝った前走時の状態はしっかりと維持できている。

 
フリームファクシ

前走後は放牧を挟んで3月初めに栗東へ帰厩。中間は坂路中心とはいえ10本近い追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は酒井騎手を背にオープン馬と併せ、先週はWコースで手応え劣勢での併入も、時計的には合格点。今週は坂路でやや内を回って800m54.0秒と軽めだったが、ラスト200m11.9秒の末脚で微差先着した。現時点での実力は出し切れる仕上がりだ。

タスティエーラ

前走後はしっかり疲れを取った後、レースの約2週間後に坂路入りを再開。3月末からは3週続けてWコースで併せ馬をこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週は3頭併せで、先週は松山騎手を背に真ん中から楽に抜け出して最先着。今週は助手を背に初装着のブリンカーが効きすぎていた印象だが、抑えきれない手応えで最先着した。状態面は万全と見てよさそうだ。

タッチウッド

前走後は放牧を挟んで3月14日に栗東へ帰厩。19日から今週にかけて7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は武騎手を背にWコースで格下馬を追走して4角で交わし、直線はしっかり追われて大きく先着。今週は武師を背に坂路単走で時計は目立たないが、荒れた馬場でもフォームを崩さずしっかりと走れていた。体調面は良好で、課題は気性面になる。

トップナイフ

前走の5日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は横山典騎手を背にWコースで追い切られ、先週は格下馬に追走先着し、ラスト200m11.3秒の好時計をマーク。今週は1000m72.0秒とごく軽めだったが、外から2頭に交わされても動じることなく自分のペースを守って走れていた。自身の力はきちんと出し切れる状態だ。

ダノンタッチダウン

放牧先から3月8日に栗東へ帰厩。12日から今週にかけて、軽め中心とはいえ10本近い追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は川田騎手を背にWコースでオープン馬と併せて併入したものの、手応えは劣勢。今週は助手を背に坂路単走で、800m54.8秒と全体的には軽めも、終い軽く促されてラスト200mは12.0秒をマークした。目一杯の仕上げではないが、力は十分出せる状態だ。

その他の出走馬

ホウオウビスケッツは前走に引き続き中3週での出走だが、今回の方が追い切りの本数も多く、内容も強めで意欲的な調整過程。先週のWコースで好時計をマークし、今週は馬なりにとどめたが、動きは素軽く、状態面は万全。マイネルラウレアは3月に予定していたレースを2度回避とやや順調さを欠いたが、坂路で800mの自己ベストを先々週、先週と2週続けて更新。今週も楽な手応えで好時計をマークしており、状態はかなり良さそう。シャザーンは先週、Wコース3頭併せで、馬場の荒れた時間帯ながらラスト200m11.5秒をマークして最先着。今週は坂路で単走だったが、絶好の動きを見せており、好状態と見て間違いない。