競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 桜花賞 > 2023 > 調教情報
放牧先から3月10日に栗東へ帰厩。中間の調教本数はやや少なめだが、毎週きちんと追い切りはこなしており、問題ない範囲と見ていいだろう。ここ2週はWコースで格下馬を追走する形で、先週は助手を背に手応え優勢で併入。今週は川田騎手を背に終い軽く仕掛けられると、並ぶ間もなく交わしてラスト200m11.2秒の末脚を披露した。ほぼ万全の仕上がりと見てよさそうだ。
放牧先から3月8日に栗東へ帰厩。16日から今週にかけて6本の追い切りをこなしているが、内容的には軽め中心で負荷はやや少なめ。ここ2週はWコースで追われ、先週は武騎手を背に格下馬を追走する形から手応え優勢で微差先着。今週は助手を背に単走で、600m40.9秒、ラスト200m12.3秒とごく軽めの内容で終えた。動きに強調点は感じられず、上積みは見込みにくい。
前走後は放牧を挟んで3月14日に栗東へ帰厩。翌日にはWコースで時計を出し始めて入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週はWコース併せ馬で、先週はルメール騎手を背に道中先行していた2頭に遅れはしたが、時計的には合格点。今週は助手を背に僚馬に先行する形から直線並ばれてから差し返して先着した。現時点での実力を出し切れる好仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで3月中旬に栗東へ帰厩。先々週から3週続けてWコースできちんと追い切られており、調教量に不足はない。ここ2週は吉田隼騎手を背に同じ馬を追走する形の併せ馬で、先週は手応え劣勢での併入。今週はほぼ同じ手応えで微差先着し、先週より確実に良化傾向が見えた。ウッドチップの追い切りでは目立たないタイプだが、きっちり仕上がった印象だ。
前走後は放牧を挟んで3月25日に美浦へ帰厩。トレセンでの追い切りは3本のみだが、牧場での乗り込みを考慮すれば、調教量に不足はないと見ていい。ここ2週はWコースで格下馬と併せ、先週は助手騎乗で追走先着。今週は横山武騎手を背に抑えきれない手応えで並びかけ、追い出されると一気に突き放してラスト200m11.1秒と鋭く伸びた。輸送前としては万全の状態といえそうだ。
前走後は放牧を挟んで3月23日に栗東へ帰厩。25日には早くも坂路で追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週は鮫島駿騎手を背に追われ、先週はWコースでコンクシェルを追走してわずかに遅れたが、負荷は十分。今週は坂路単走で終い重点の内容だったが、軽く追われてラスト200m11.9秒とシャープな末脚を見せた。現時点での実力は出し切れる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで3月中旬に美浦へ帰厩。17日から今週にかけて、4週続けて併せ馬をこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はWコース3頭併せで、先週は調教師を背に真ん中に入り、手応え優勢で併入。今週は吉田豊騎手を背に真ん中に入り、ほとんど馬なりのまま最先着した。時計、動きともに合格点で、輸送前としてはきっちり仕上がっている印象だ。
放牧先から3月16日に栗東へ帰厩。19日から今週にかけてすべて単走ながら週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は坂井騎手を背に追われ、先週はWコースで終い一杯に追われてラスト200m11.4秒をマーク。今週は坂路で800m54.5秒と軽めだったが、ゴールに向かって加速ラップは踏めていた。動き一息だった前走時よりは好仕上がりだが、大きな上積みはどうか。
シングザットソングは前走後も在厩して順調な調整過程。先週は助手騎乗、今週は岩田望騎手騎乗で坂路単走でやや軽めの内容だったが、動きは軽快で勝った前走時の状態を維持。モズメイメイは2週続けて坂路で僚馬と併せ、先週は和田竜騎手を背にかなり行きたがる面を見せていたが、800m52.0秒、ラスト200m12.3秒と好時計で先着。今週は助手騎乗でやや折り合いを欠いたものの、楽々先着。体調はかなり良さそうだが、気性面が課題。キタウイングは前走後に栗東入りしての調整。2週続けて杉原騎手を背に同じ馬と併せて軽快な動きを見せており、自身の力は出し切れる状態だ。