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G1特集 第81回 優駿牝馬(オークス)G1特集 第81回 優駿牝馬(オークス)

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
デアリングタクト 133 85 81 57    
ホウオウピースフル 124 78 69 70 58  
ウインマリリン 121 78 70 64 58  
マルターズディオサ 116 74 83 73 65 60
※エヴァーガーデン 113 70 68 68 65 52
サンクテュエール 113 77 74 73 57  
クラヴァシュドール 112 78 83 73 76 60
スマイルカナ 111 80 78 74 69 62
デゼル 110 73 56      
ミヤマザクラ 109 77 75 76 60 52
リアアメリア 107 73 66 74 64  
アブレイズ 106 74 56      
※ショウナンハレルヤ 106 74 57 68 53 63
※ソフトフルート 106 73 66 59 41 56
マジックキャッスル 105 70 75 69 65 59
ウインマイティー 104 76 67 66 57 57
※リリーピュアハート 102 74 71 58 56  
※クリスティ 101 69 68 69 65 69
※ショウナンナデシコ 98 ダート ダート 64 ダート ダート
ウーマンズハート 97 64 79 69 73 61
※フィオリキアリ 97 75 72 67 63 62
チェーンオブラブ 96 71 75 70 65 58
インターミッション 94 69 72 64 56  
※ミスニューヨーク 94 66 57 54 52  

フルゲート18頭。※は抽選対象(5/18午前現在)

 
1)デアリングタクトが無敗の牝馬2冠達成か

ZIのトップは桜花賞馬デアリングタクト(133)。無敗で牝馬2冠達成となれば、1957年のミスオンワード以来の快挙。グレード制導入(84年)以降では初めてとなる。2番手以降は大きく離れてフローラSで出走権利を得たホウオウピースフル(124)とウインマリリン(121)。

2)桜花賞の補正タイムは優秀

補正タイムのトップもデアリングタクト。前走桜花賞を85という指数で勝利した。重馬場で時計(1分36秒1)はかなり要したが、優秀と評価できるタイムだ。近2年(グランアレグリア、アーモンドアイ)には及ばないが、2012年のジェンティルドンナ同じ評価だ。

3)チューリップ賞連対馬を見直す

チューリップ賞で連対したマルターズディオサ(83)とクラヴァシュドール(83)の補正タイムが2番手。前走桜花賞はパフォーマンスを落としたが、馬場がかなり悪かったので仕方がない。ともに左回りに替わるのは問題ないはずなので、良馬場であれば巻き返してくるかもしれない。スマイルカナ(80)は逆に前走道悪で恩恵を受けた印象。距離延長、東京替わりがどうでるか。

4)侮れないウインマイティー

今年のフローラSの補正タイムは例年と比較するとまずまずだが、特別に高くはない。一方、忘れな草賞を勝ったウインマイティーは侮れない。前走の指数は76だが、同レースとしてはかなり優秀。過去10年では2番目に高い。1位のラヴズオンリーユー、3位のミッキークイーンはともにオークスを勝利している。スイートピーSの覇者デゼル(73)にも注目。キャリアはまだ2戦なので、指数を大きく伸ばしてくる可能性はある。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。