競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN

G1特集 菊花賞2023G1特集 菊花賞2023

指数分析

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 菊花賞 > 2023 > 指数分析

【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

この表は右にスクロールできます。

馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
タスティエーラ 131 91 88 82 74 62
ソールオリエンス 124 88 91 90 77 59
サトノグランツ 123 92 84 78 71 61
ノッキングポイント 121 93 89 73 70 60
ファントムシーフ 119 91 87 85 76 75
ドゥレッツァ 116 84 79 68 59 52
ハーツコンチェルト 115 91 91 82 71 72
サヴォーナ 114 92 77 73 71 70
リビアングラス 111 80 78 70 56 53
トップナイフ 108 91 81 81 80 77
ナイトインロンドン 103 79 77 73 62 56
ショウナンバシット 100 88 72 83 74 76
ウインオーディン 97 82 78 77 71 67
ダノントルネード 96 73 78 69 66 56
マイネルラウレア 96 86 77 67 71 55
シーズンリッチ 92 82 87 74 71 62
パクスオトマニカ 89 ダート 83 73 72 72
 
1)ZIはタスティエーラが断然

ZIのトップは131のタスティエーラ、2位は124でソールオリエンス。この2頭は春のクラシックで一冠ずつを分け合ったが、今回のZIではタスティエーラが大きく差をつけた。3位は123でサトノグランツ、4位は121でノッキングポイントと前走重賞を勝った馬が続く。

2)皐月賞馬とダービー馬を評価

今年、皐月賞の補正タイムは水準レベル。日本ダービーは勝ちタイムが前週のオークスに比べてかなり遅いことが話題になっていたが、補正タイムは決して低くはなかった。よって皐月賞馬ソールオリエンスと、日本ダービー馬タスティエーラをまずは評価したい。最終的には京都芝3000mの適性が勝敗の鍵を握りそう。

3)神戸新聞杯上位馬をマーク

サトノグランツは前走神戸新聞杯をコースレコードで制して指数92をマーク。これは同レースとしてはそれほど高くないので、馬場自体がとても速かったと言える。ただ、それでも本競走に直結する同レースを勝ったこと自体が大きい。2着サヴォーナ(92)、3着ファントムシーフ(91)、5着に敗れたがハーツコンチェルト(91)も差がないので軽視はできない。

4)ノッキングポイントとトップナイフは古馬相手に好走

ノッキングポイントは前走新潟記念(93)を制し、トップナイフは前走札幌記念2着(91)と古馬を相手に重賞で結果を出した。とても立派な実績ではあるが、距離3000mの菊花賞には結びつきづらい。全馬に言えることだが、結局は長距離適性の有無がポイントになる。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。