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G1特集 菊花賞2022G1特集 菊花賞2022

調教情報

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ガイアフォース

前走後は短期放牧を挟んで10月1日に栗東へ帰厩。6日から今週にかけて4本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。今回も追い切りはすべて坂路で、ここ2週は松山騎手が騎乗。先週は僚馬を追走してわずかに遅れを取った。今週は単走だったが、最後は他厩舎の馬と併せる形になってのゴールとなった。全体的な動きは前走時の方が良かった印象で、当日の馬体重にも注意したい。

アスクビクターモア

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、先々週から3週続けてWコースできちんと追い切られており、調整過程は順調だ。今回も中間の追い切りはすべて助手を背に単走で、先週は終いステッキも入る意欲的な内容を消化。今週は終い軽く仕掛けた程度で、ラスト200m11.7秒と鋭い末脚を見せた。初の関西遠征が課題だが、休み明けの前走時より確実に良化している印象だ。

ジャスティンパレス

前走後は短期放牧を挟んで10月6日に栗東へ帰厩。10日から今週にかけて4本の追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は鮫島駿騎手を背に追われ、先週は坂路単走で終い重点の内容を消化。今週はWコースで2歳馬2頭を追走して直線は外から併せ、手応え劣勢でわずかに遅れてしまった。ただ1000m65.2秒、ラスト200m11.5秒と時計的には悪くなく、状態面は万全だ。

 
ボルドグフーシュ

前走の5日後に坂路入りを再開し、先週から週2本ずつ、計4本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週は吉田隼騎手を背に追われ、先週はWコースで僚馬と併せてわずかに遅れたが、時計的にはまったく問題なし。今週は坂路単走だったが、馬場の荒れた時間帯でもしっかりと動けていた。現時点での実力はきっちり出し切れる仕上がりだ。

ヴェローナシチー

前走の6日後に坂路入りを再開し、先週から週2本ずつ、計4本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。先週は川田騎手を背にWコースで僚馬に先行する形から直線は併せ馬で、追い出されると一気に突き放す鋭い末脚を披露。今週は助手を背に坂路単走だったが、800m51.6秒と手加減せずに強めの内容を消化した。休み明けの前走を叩かれ、確実に上積みが見込める好状態だ。

ドゥラドーレス

前走後は放牧を挟んで10月上旬に美浦へ帰厩。7日に坂路で時計を出し始め、ここ2週はWコースで3頭併せをこなしており、調教量に不足はない。先週は横山武騎手を背に2頭を追走して内に入り、しっかり追われて最先着。今週は助手を背に先週と同じ形で内に入り、ほぼ馬なりのまま併入した。阪神遠征も経験済みでまったく問題なく、実力を出し切れる仕上がりだ。

プラダリア

前走から中3週で、先々週から3週続けてきちんと追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は池添騎手が乗り、先週はWコースで僚馬を追走し、直線前半で馬なりのまま交わして追い出されると一気に突き放した。今週は坂路単走で、ラスト400m12.3−12.2秒で真一文字に坂を駆け上がった。休み明けで動きが今一つだった前走時から上積みは大きそうだ。

セレシオン

前走後は放牧を挟ん9月18日に栗東へ帰厩。25日に併せ馬を消化し、今週にかけて8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は福永騎手が乗り、先週はWコースで僚馬と併せて楽な手応えで追走先着。今週は芝コースで前に2頭を置く形で進み、最後まで無理して追いつくことなくゴールした。動きも問題なく、現時点での実力を出し切れる好状態だ。

その他の出走馬

ディナースタは放牧先から帰厩後の乗り込み入念。2週続けて併せ馬消化も、先週Wコースで1000m70.3秒、今週は坂路で800m54.8秒と軽めだが、この馬としてはいつも通りの調整過程で状態面に問題なし。ヤマニンゼストは2週続けて鷲頭騎手を背にWコース単走で、時計も動きも安定しており、前走時の好状態を維持。フェーングロッテンは先週のWコースでラスト200m11.1秒をマークして僚馬に先着。今週の坂路でも回転の速いピッチ走法ながら素晴らしい動きで、距離克服が課題も、状態面は万全だ。