7月25日と26日の両日にわたり、新ひだか町の北海道市場で開催されたセレクションセール2023(日高軽種馬農業協同組合主催)は、まさに記録づくめのストロングマーケットとなった。
2日間を通しての売却率は過去最高となる約91.9%を記録。平均落札額は約2083万6531円となっただけでなく、売却総額も56億4670万円と、全ての数字に置いてレコードを更新した。また、1日目の上場馬となったカリーニョミノルの2022(父シニスターミニスター)は、セレクションセール史上2位となる9400万円で落札された。
2023年のセレクションセール高額落札馬の
血統面のポイントを解説します。
価格順 | 馬名 | 父 | 落札価格 |
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1歳 | カリーニョミノル2022(牡) | シニスターミニスター | 9400万円 |
1歳 | ポウリナズラヴ2022(牡) | キズナ | 9000万円 |
1歳 | ユーロナイトメア2022(牡) | ドゥラメンテ | 7200万円 |
3年連続で売り上げレコードを更新し、昨年は売却率、そして平均価格も過去最高を記録した日高の選抜市場「セレクションセール」が7月25日(火)、26日(水)の2日間、北海道新ひだか町の北海道市場で行われる。
日高軽種馬農協の主催するセレクションセールは、従来の北海道特別市場が、略称を改められた形で2001年から開催されている。
2002年から2010年までは当歳市場も併設し、2日間で開催を行ってきたものの、当歳市場は2011年から中止。2011年には360頭の上場があった1歳市場を2日間に分割して開催を継続したが、2012年からは1日だけの開催となった。