斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
〜49kg | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
49.5〜51kg | 0- 1- 0- 10/ 11 | 0.00% | 9.10% | 9.10% | 0 | 42 |
51.5〜53kg | 1- 1- 0- 30/ 32 | 3.10% | 6.30% | 6.30% | 29 | 25 |
53.5〜55kg | 1- 3- 1- 33/ 38 | 2.60% | 10.50% | 13.20% | 23 | 47 |
55.5〜57kg | 4- 1- 5- 21/ 31 | 12.90% | 16.10% | 32.30% | 70 | 109 |
57.5〜59kg | 2- 2- 2- 4/ 10 | 20.00% | 40.00% | 60.00% | 81 | 118 |
サマースプリントシリーズは6月の函館スプリントSから9月のセントウルSまで全6戦行われますが、その中でこのCBC賞と北九州記念の2戦のみハンデ戦として行われて、それ以外の4戦は別定戦として行われます。
もう一つのハンデ戦である北九州記念は、昨年ハンデ51キロのボンボヤージが16番人気1着、一昨年はハンデ51キロのヨカヨカが5番人気1着と、総じて軽ハンデ馬が活躍する傾向が認められるレースです。
それに対してこのCBC賞では、本来の中京芝1200mで行われた4年前以前は、牡馬換算で56キロ以上の重めのハンデを課せられた馬ばかりが勝利を収めるなど、北九州記念とは真逆でハンデが重ければ重いほどに好走率が上昇するなどの傾向が認められるレースとなっています。
それは小回りコースや平坦コースなどのスピード優先のレースでは軽ハンデが利きやすくパフォーマンス向上に劇的に結び付くのに対して、そうではないコースでは軽ハンデは想定的に利きづらく重ハンデ馬のパフォーマンスも損なわれづらいという背景からだと考えられます。
実際に昨年の変則的に小倉芝1200mで行われたCBC賞で、斤量48~49キロで好走を果たしたテイエムスパーダとアネゴハダのそれ以後の案外な成績からも、当時は軽ハンデが相当な効果を発揮した故の激走だったと考えるのが妥当です。一転して本来の中京芝1200mで行われる今年のCBC賞では、昨年の様な軽ハンデ馬の快走は期待しづらく、重ハンデ馬が走りやすいレースになるはずです。
前走平地距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
同距離 | 3- 4- 6- 55/ 68 | 4.40% | 10.30% | 19.10% | 25 | 55 |
今回延長 | 0- 0- 1- 7/ 8 | 0.00% | 0.00% | 12.50% | 0 | 23 |
今回短縮 | 5- 4- 1- 39/ 49 | 10.20% | 18.40% | 20.40% | 64 | 74 |
この中京芝1200mの最たる特徴としては、他場の芝1200mと比べてスタミナと末脚の性能の確かさが要求される点にあります。それによって距離1200mに特化した生粋のスプリンタータイプの馬よりも、距離1200mよりも長い距離をこなせる様なマイラー寄りのタイプの馬に向くコースであると言えます。
それを裏付ける好例が変則開催に伴って3年前から昨年まで3年連続で中京芝1200mにて行われたセントウルSの決着傾向の激変ぶりです。
例年の阪神芝1200mで行われていた年のセントウルSはスプリント色の強いレースになりがちで、その直近6年(14~19年)の3着内好走馬18頭中16頭は前走でも距離1000〜1200mのレースを走っていた馬が占めていました。それが中京芝1200mで行われた近3年では様相がガラリと一変して、好走馬9頭中6頭は前走で距離1400m以上のレースを経たローテーションの馬で、また好走馬9頭中8頭は距離1400m以上の重賞好走実績の持ち主が占めました。
このCBC賞においても、別コースで行われた近3年は前走で距離1000~1200mのレースを経たローテーションの馬が勝利を収めていましたが、それ以前の本来の中京芝1200mで行われた年では前走で距離1400m以上のレースを経たローテーションの馬が勝ち越して、勝率・連対率・複勝率・単勝回収率・複勝回収率など全ての項目で距離短縮ローテ馬が同距離ローテ馬と距離延長ローテ馬を上回っており、生粋のスプリンターよりもマイラー寄りのタイプの馬がよく走るレースということが読み取れます。
レース自信度(5段階評価):3
キムラヨウヘイの
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ライタープロフィール
1990年生まれ、東京都出身。2009年にmixiコミュニティで予想活動をスタート。11年にブログを始めるとライブドア競馬ブログでアクセス数トップを記録した。15年に「競馬王」でメディアデビューし、18年からは「競馬予想TV!」に10年振りの新人予想家として出演中。
予想スタイルは各馬&各レース固有の独自の取捨ポイント設定(通称プロファイリングポイント)に基づいた狙い馬の発掘。
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