着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|
東京・芝1600 | 4- 3- 5-29/41 | 9.80% | 17.10% | 29.30% |
京都・芝1400外 | 2- 0- 1-29/32 | 6.30% | 6.30% | 9.40% |
東京・芝1400 | 1- 1- 1- 7/10 | 10.00% | 20.00% | 30.00% |
東京・芝1800 | 1- 1- 0- 2/ 4 | 25.00% | 50.00% | 50.00% |
中山・芝1600 | 0- 2- 0- 2/ 4 | 0.00% | 50.00% | 50.00% |
京都・芝1600 | 0- 1- 0- 6/ 7 | 0.00% | 14.30% | 14.30% |
阪神・芝1400 | 0- 0- 1- 8/ 9 | 0.00% | 0.00% | 11.10% |
先の阪神で行われたマイルチャンピオンシップは、単純に阪神マイルG1好走実績馬のワンツースリーという決着でしたが、昨年と一昨年の阪神で行われたマイルCSでは好走馬6頭中5頭が安田記念またはNHKマイルCという東京マイルG1好走実績馬から輩出されていました。そのことからも分かる通り、阪神芝1600mコースを高いレベルの高速時計で乗り切るという資質については、東京芝1600mコースで求められるモノと通じる部分が大きく、双方のコースで行われるレースは似た決着になりやすく直結しやすいということが言えます。
現に2014年から阪神芝1600mコースで施行されるようになった朝日杯フューチュリティSについても、それ以前は振るわなかった前走東京芝1600m組(大半は好走組)が14年を境に一大勢力を築くに至っています。そしてこの阪神ジュベナイルフィリーズにおいても、14年以降の近8年だと前走東京芝1600m組が3着内好走馬のちょうど半数を占めるに至っています。
着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|
アルテミスS | 4- 3- 3-16/26 | 15.40% | 26.90% | 38.50% |
ファンタジアS | 2- 0- 2-24/28 | 7.10% | 7.10% | 14.30% |
アイビーS | 1- 1- 0- 0/ 2 | 50.00% | 100.00% | 100.00% |
からまつ賞 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.00% | 100.00% | 100.00% |
サフラン賞 | 0- 2- 0- 0/ 2 | 0.00% | 100.00% | 100.00% |
京王杯2歳S | 0- 1- 1- 2/ 4 | 0.00% | 25.00% | 50.00% |
白菊賞500 | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.00% | 25.00% | 25.00% |
赤松賞500 | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.00% | 0.00% | 16.70% |
サウジアラビアRC | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.00% | 0.00% | 33.30% |
その前走東京芝1600m組の中でも最も多くの3着内好走馬を輩出しているのがアルテミスS組で、同レースがG3レースに昇格後の14年以降では19年を除く全ての馬で3着内好走馬を輩出しています。
その19年については、アルテミスS組は3頭全て掲示板外に沈んだ一方で、代わりに同じく東京芝1600mコースで行われるサウジアラビアロイヤルC組のクラヴァシュドールが3着に好走しましたが、それはアルテミスSが前半3F36.3で後半3Fよりも前半3Fの方が2.6秒も遅い超後傾ラップの超スローペースのレースだったのが一つの要因と見られます(対してサウジアラビアRCは前半35.1で平均に近いペースのレースでした)。
というのも、この阪神ジュベナイルFは2歳牝馬にとって唯一最大の栄誉ある頂上決戦たるレースという位置付けだけに、その時点で出走可能な収得賞金を獲得した馬は、少々適性がズレているとしても歩を進めてくるケースが多々見られます。それ故に、早い時期に賞金を積みやすい短距離実績馬の出走割合が高くなり、前走までに短い距離を先行していた様なスピードに秀でた短距離系馬の先導によりペースが速くなるのが通例です。
実際に近10年ではハイペース3回・ミドルペース6回・スローペース1回という分布となっています。これまでに超スローペースしか経験していない馬にとっては、ペースのギャップが大きい為にペース対応力が鍵になってしまうこともあるので、前走を含めた過去のレースで速めのペースで実績がある馬の方が安心して買うことができます。それは東京芝1600m組を評価する上でも考慮すべきポイントとなります。
レース自信度(5段階評価):3
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ライタープロフィール
1990年生まれ、東京都出身。2009年にmixiコミュニティで予想活動をスタート。11年にブログを始めるとライブドア競馬ブログでアクセス数トップを記録した。15年に「競馬王」でメディアデビューし、18年からは「競馬予想TV!」に10年振りの新人予想家として出演中。
予想スタイルは各馬&各レース固有の独自の取捨ポイント設定(通称プロファイリングポイント)に基づいた狙い馬の発掘。
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