キムラヨウヘイの重賞アナライズ

2022年チャンピオンズカップ

内有利率が高い中京ダート1800mコース


■データ1 チャンピオンズカップの枠順別成績(1~5人気)

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1枠 0- 2- 1- 2/ 5 0.00% 40.00% 60.00% 0 192
2枠 1- 1- 1- 1/ 4 25.00% 50.00% 75.00% 47 107
3枠 2- 0- 0- 2/ 4 50.00% 50.00% 50.00% 192 77
4枠 1- 0- 0- 3/ 4 25.00% 25.00% 25.00% 147 47
5枠 0- 0- 1- 4/ 5 0.00% 0.00% 20.00% 0 40
6枠 1- 1- 1- 5/ 8 12.50% 25.00% 37.50% 166 90
7枠 0- 2- 0- 4/ 6 0.00% 33.30% 33.30% 0 63
8枠 0- 0- 0- 4/ 4 0.00% 0.00% 0.00% 0 0

下半期のダートチャンピオン決定戦であるチャンピオンズCは、前身のジャパンカップダートから2014年にレース名と舞台を替えて施行されているレースです。この中京ダート1800mで施行された過去8年のほぼ全ての年(昨年以外)については、同コースの基本傾向通りに内枠有利が顕著となっています。実際に各枠順に配置された出走馬のレベル差のブレを均した上位人気馬限定のデータでは綺麗に「内枠>中枠>外枠」という出目となっており、内枠の人気馬は好走率が6割超なのに対して、外枠の人気馬は好走率が1割止まりという両極端な結果となっています。

また、大人気を背負って飛んだ馬を振り返っても、初年度の14年は7枠のコパノリッキーが1人気12着、15年は7枠のホッコータルマエが2人気5着、17年は7枠のサウンドトゥルーが2人気11着、20年は8枠のクリソベリルが1人気4着など、7〜8枠を引いた馬が人気に応えられないシーンが目立っています。

何よりも馬の能力がストレートにレース結果に反映されるダートレースの頂上決戦だけに、第一には絶対的な能力の有無が真っ先に考えなければならないポイントとなりますが、その上で第二には「枠順」と「馬のタイプ&騎手のタイプ」から内を立ち回る競馬ができるかどうかも大きなポイントとなります。「馬のタイプ&騎手のタイプ」とは、例えば砂を被るのを嫌がる気性の馬などで馬群の外を通らなければならない馬であれば、いくら内枠を引いたとしてもそれを生かす競馬は期待できません。また、内目を狙う騎乗を好む騎手であるムーア騎手や鮫島駿騎手や戸崎騎手や和田竜騎手であれば、少々外目の枠順を引いたとしても枠の不利を軽減もしくは覆して内を立ち回る競馬をしてくれる期待ができます。

ハイレベルな3歳世代ダート馬


■データ2 チャンピオンズカップの年齢別成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 2-  1-  0- 10/ 13 15.40% 23.10% 23.10%
4歳 2-  0-  1- 27/ 30 6.70% 6.70% 10.00%
5歳 2-  2-  3- 20/ 27 7.40% 14.80% 25.90%
6歳 2-  4-  2- 20/ 28 7.10% 21.40% 28.60%
7歳 0-  1-  2- 15/ 18 0.00% 5.60% 16.70%
8歳 0-  0-  0-  8/  8 0.00% 0.00% 0.00%

この時期に行われるダート(特に中長距離)の重賞オープン競走では、完成度で劣るキャリアの浅い3歳馬よりも、体力面で上回る歴戦の古馬が断然有利となるのが一般的で、このチャンピオンズカップでも古馬の中でも特にキャリアを重ねている6歳馬が最も活躍しているというデータとなっています。


■データ3 本年の3歳上ダート重賞オープン競走の年齢別成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 2-  2-  0-  7/ 11 18.20% 36.40% 36.40%
4歳 3- 10-  5- 72/ 90 3.30% 14.40% 20.00%
5歳 19-  7- 13-132/171 11.10% 15.20% 22.80%
6歳 4-  6-  8- 73/ 91 4.40% 11.00% 19.80%
7歳 1-  1-  3- 46/ 51 2.00% 3.90% 9.80%
8歳 0-  3-  0- 16/ 19 0.00% 15.80% 15.80%

ただし、今年の3歳世代ダート馬はそのレベルの高さを背景に、現時点で中央・3歳上・重賞オープン競走のレースでは[2-2-0-7](複勝率36%)という好成績をマークしています。一見するとピンと来ない数字かも知れませんが、この11月末の段階で4連対を挙げていたのは2018年以来という強調すべき出来事で、実際にその2018年は3歳馬のルヴァンスレーヴがチャンピオンズカップを制していました。また、中央以外でも、先のJBCクラシックでも史上初めて好走馬を複数送り込むという快挙を成し遂げるなど、地方交流重賞では[2-5-2-6](複勝率60%)という超好成績をマークしています。

本来主役を担うべき6歳馬が手薄な今年の組み合わせならば、世代レベルの高さを背景に3歳馬の活躍が見られる可能性も十分考えられます。

レース自信度(5段階評価):4

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ライタープロフィール

キムラヨウヘイ

1990年生まれ、東京都出身。2009年にmixiコミュニティで予想活動をスタート。11年にブログを始めるとライブドア競馬ブログでアクセス数トップを記録した。15年に「競馬王」でメディアデビューし、18年からは「競馬予想TV!」に10年振りの新人予想家として出演中。
予想スタイルは各馬&各レース固有の独自の取捨ポイント設定(通称プロファイリングポイント)に基づいた狙い馬の発掘。

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