年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|
3歳 | 0- 3- 1- 15/ 19 | 0.00% | 21.10% | 0 | 67 |
4歳 | 7- 2- 1- 29/ 39 | 17.90% | 25.60% | 149 | 68 |
5歳 | 1- 4- 5- 51/ 61 | 1.60% | 16.40% | 5 | 61 |
6歳 | 3- 1- 1- 22/ 27 | 11.10% | 18.50% | 87 | 42 |
7歳 | 0- 0- 3- 8/ 11 | 0.00% | 27.30% | 0 | 142 |
8歳 | 0- 1- 0- 4/ 5 | 0.00% | 20.00% | 0 | 122 |
先週行われた天皇賞秋では、3歳馬の出走が可能になった1987年以降の36年間でわずか4例目というレアなハイレベル現3歳世代馬(イクイノックス)の勝利という結末となりましたが、このみやこステークスも同じくレースが創設された2010年以降の12年間で3歳世代馬の勝利はナシという古馬優勢のレースとして知られています。
そもそも、このみやこステークスに限らずとも、この時期に行われるダート(特に中長距離)の重賞オープン競走では、完成度で劣るキャリアの浅い3歳馬よりも、体力面で上回る歴戦の古馬が断然有利というのが大前提としてあります。
実際に昨年行われた同条件(中央・3歳上・重賞オープン競走)のレースでは、3歳馬は[1-0-0-20](複勝率4.8%)で、半数以上が4番人気以内の上位人気に推されていながらもわずか1頭しか好走できていませんでした。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|
3歳 | 1- 2- 0- 2/ 5 | 20.00% | 60.00% | 72 | 110 |
4歳 | 3- 8- 3- 54/ 68 | 4.40% | 20.60% | 16 | 58 |
5歳 | 15- 6- 10-103/134 | 11.20% | 23.10% | 118 | 95 |
6歳 | 4- 4- 8- 61/ 77 | 5.20% | 20.80% | 61 | 77 |
7歳 | 0- 1- 2- 41/ 44 | 0.00% | 6.80% | 0 | 42 |
8歳 | 0- 2- 0- 12/ 14 | 0.00% | 14.30% | 0 | 272 |
それに対して、今年の3歳世代はそのレベルの高さを背景に、現時点で同条件(中央・3歳上・重賞オープン競走)のレースでは[1-2-0-2](複勝率60%)と例年比では超が付く好成績をマークしています。また地方交流重賞でも、「ブリーダーズGCグランブリッジ1着・オーバルSリメイク2着・日本テレビ盃クラウンプライド2着・白山大賞典カフジオクタゴン3着・JBCレディスC1着ヴァレーデラルナ・同2着グランブリッジ・JBCクラシック2着クラウンプライド・同3着ペイシャエス」といった好走馬を続々と輩出して、[2-4-2-5](複勝率61.5%)という近年稀に見るレベルの好成績をマークしています。
先週の天皇賞秋と同様に、本来ならば3歳馬不利のレースだとしても、世代レベルの高さによってそれを覆す可能性が高いという見方ができます。
着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 0- 2- 7/ 10 | 10.00% | 10.00% | 30.00% | 46 | 93 |
先行 | 4- 3- 2- 26/ 35 | 11.40% | 20.00% | 25.70% | 46 | 70 |
中団 | 5- 6- 4- 34/ 49 | 10.20% | 22.40% | 30.60% | 63 | 128 |
後方 | 0- 1- 2- 38/ 41 | 0.00% | 2.40% | 7.30% | 0 | 19 |
マクリ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
今秋開催の阪神ダートの全般的な傾向としては、外枠有利という点と差し有利という点が指摘できます。実際に枠順別の成績では大外の8枠が勝率・連対率・複勝率の全ての項目でトップの数値になっており、また特別戦(全10レース)の脚質別の成績では逃げ馬はわずか1勝のみで、逃げ先行馬よりも差し馬の複勝率と回収率が上回るという珍しい結果になっています。
出走馬の中で前走逃げた馬が4頭&前走2番手だった馬が3頭で、逃げ先行勢がかなり揃っているメンバー構成のココでは、今開催の傾向的にも想定される展開的にも外から差してくるタイプの馬を上位に取るべきと考えられます。
レース自信度(5段階評価):3
キムラヨウヘイの
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ライタープロフィール
1990年生まれ、東京都出身。2009年にmixiコミュニティで予想活動をスタート。11年にブログを始めるとライブドア競馬ブログでアクセス数トップを記録した。15年に「競馬王」でメディアデビューし、18年からは「競馬予想TV!」に10年振りの新人予想家として出演中。
予想スタイルは各馬&各レース固有の独自の取捨ポイント設定(通称プロファイリングポイント)に基づいた狙い馬の発掘。
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