第1863回【CBC賞×過去データ分析】前走の距離によって好走傾向が激変!?|競馬情報ならJRA-VAN

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【CBC賞×過去データ分析】前走の距離によって好走傾向が激変!?

2026/8/6(木)

先週のアイビスサマーダッシュに続き、今週はサマースプリントシリーズの第4戦・CBC賞が組まれている。真夏の中京で開催されるスプリント重賞を過去10年のデータから分析していくが、小倉開催となった20〜22年は集計から除き、中京芝1200mで開催された7回(16〜19年、23〜25年)を対象とする。データ分析には、JRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

「8番人気以内」「単勝30倍以内」が目安

人気・オッズ 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
単勝人気 1番人気 1- 1- 0- 5/ 7 14.3% 28.6% 28.6% 48 44
2番人気 1- 0- 3- 3/ 7 14.3% 14.3% 57.1% 81 134
3番人気 1- 1- 0- 5/ 7 14.3% 28.6% 28.6% 107 74
4番人気 1- 0- 2- 4/ 7 14.3% 14.3% 42.9% 130 152
5番人気 1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3% 198 51
6番人気 1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3% 154 45
7番人気 1- 2- 0- 4/ 7 14.3% 42.9% 42.9% 402 215
8番人気 0- 1- 2- 4/ 7 0.0% 14.3% 42.9% 0 218
9番人気 0- 1- 0- 6/ 7 0.0% 14.3% 14.3% 0 75
10番人気〜 0- 1- 0-45 46 0.0% 2.2% 2.2% 0 21
単勝オッズ 〜30.0倍 7- 5- 7-47/66 10.6% 18.2% 28.8% 119 98
30.1倍〜 0- 2- 0-41/43 0.0% 4.7% 4.7% 0 37

(表1 人気別・単勝オッズ別成績)

人気別成績で大きな特徴と言えるのが、1〜7番人気が各1勝とバラけていること。連対率や複勝率を加味すると、8番人気までは十分にチャンスがありそうだ。その一方で10番人気以下の好走は2着1回のみと、ふたケタ人気にとどまると馬券圏内が一気に遠ざかる。また、単勝オッズでいえば30倍以内がひとつの目安となるだろう。

前走1200mの場合は前につけていた馬ほど好成績

前走 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走着順 前走1着 1- 1- 0-10/12 8.3% 16.7% 16.7% 28 56
前走2〜3着 0- 1- 2- 6/ 9 0.0% 11.1% 33.3% 0 76
前走4〜5着 2- 1- 1- 7/11 18.2% 27.3% 36.4% 209 154
前走6〜9着 0- 2- 1-14/17 0.0% 11.8% 17.6% 0 75
前走10着〜 1- 0- 1-14/16 6.3% 6.3% 12.5% 176 62
前走4角 1番手 1- 1- 0- 4/ 6 16.7% 33.3% 33.3% 231 138
2番手 1- 0- 2- 6/ 9 11.1% 11.1% 33.3% 313 141
3〜4番手 1- 1- 2- 8/12 8.3% 16.7% 33.3% 28 101
5〜6番手 0- 1- 1- 4/ 6 0.0% 16.7% 33.3% 0 93
7〜9番手 0- 2- 0-10/12 0.0% 16.7% 16.7% 0 95
10番手〜 1- 0- 0-19/20 5.0% 5.0% 5.0% 45 16

(表2 前走1200m出走馬に関するデータ)

集計対象の7回の好走馬は、前走で1200mか1400mを走っていた馬が大半を占める(※表2〜4の前走は中央戦に限り、芝・ダートを問わない)。そこで両パターンについて、前走着順と前走4角通過順を絡めたデータを確認しておきたい。

前走1200mの場合、前走着順は「前走2〜3着」と「前走4〜5着」がともに複勝率30%台で安定している。特に「前走4〜5着」は単複の回収値も高く、狙ってみる価値がありそうだ。

前走4角通過順は「前走4角1番手」「前走4角2番手」「前走4角3〜4番手」「前走4角5〜6番手」がいずれも複勝率33.3%をマーク。そして、これら「前走4角1〜6番手」に関しては、前の番手ほど勝率が高いこともわかる。すなわち、前走1200mの場合、その前走で前につけていた馬ほど好走しやすいとみてよさそうだ。

前走1400mの場合は中団から差すタイプがいい

前走 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走着順 前走1着 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7% 440 196
前走2〜3着 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0% 0 55
前走4〜5着 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
前走6〜9着 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
前走10着〜 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0% 108 132
前走4角 1番手 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
2番手 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
3〜4番手 1- 0- 0- 7/ 8 12.5% 12.5% 12.5% 71 36
5〜6番手 1- 1- 0- 0/ 2 50.0% 100.0% 100.0% 375 650
7〜9番手 1- 1- 0- 3/ 5 20.0% 40.0% 40.0% 216 108
10番手〜 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表3 前走1400m出走馬に関するデータ)

前走1400mの場合、「前走1着」は3頭中2頭が勝ち切っており、該当馬がいれば要注目。また、「前走10着以下」も1、2着馬を1頭ずつ出しており、大幅な巻き返しにも警戒しておきたい。なお、前走4角通過順は「前走4角5〜6番手」と「前走4角7〜9番手」が優秀な成績を収めているのだが、今年の登録馬には該当する馬がいなかった。

前走上がり4位以下のほうが3着以内に入りやすい

前走上がり順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1〜3位 2- 0- 0-21/23 8.7% 8.7% 8.7% 54 20
4位〜 5- 7- 6-61/79 6.3% 15.2% 22.8% 83 93

(表4 前走上がり順別成績)

その一方で、距離を問わず傾向に明確な違いがないデータもあり、それが前走上がり順である。表4のとおり、前走で上がり1〜3位だった馬は複勝率8.7%にとどまる。勝ち馬2頭を出してはいるが、複勝率が10%を切るようだと強調はしづらい。むしろ、前走で上がり4位以下だった馬のほうが複勝率22.8%と好走しやすくなっている

2走前に逃げていた馬に注目

人気 着順 馬名 4角通過順
前走 2走前
16年 2 3 ベルカント (海外) 1
17年 8 3 アクティブミノル 3 7
18年 7 13 ワンスインナムーン 2 1
19年 2 3 セイウンコウセイ 2 1
23年 7 1 ジャスパークローネ 2 1
24年 2 3 グランテスト 5 3
25年 5 1 インビンシブルパパ 1 1

(表5 CBC賞で4角1番手だった馬の一覧)

集計対象の7回では、4角1番手(≒逃げ馬)だった馬が【2.0.4.1】と高確率で好走を果たしており、どの馬が逃げるのかを予想することも大事になってくる。そこで、逃げた7頭が前走と2走前にどんな競馬をしていたかを調べたところ、前走で逃げていた馬は1頭しかいないのに、2走前では逃げていた馬が5頭もいることがわかった。

【結論】

前走距離別の好走条件に合致する馬は4頭

前走1200m出走馬は登録20頭中16頭を占める。この場合、「前走2〜5着」「前走4角1〜6番手」が好走率の高い条件で、両方を満たすのはジェニファーディアナザールレイピアの3頭だ。

前走1400m出走馬は、今年は1頭しか見当たらない。そのレッドエヴァンスは、勝率66.7%の「前走1着」に該当し、この段階で軽視できない。また、以上の4頭は前走上がり4位以下のデータにも当てはまっている。

そのほか、2走前で4角1番手だった馬としてプロトポロスと、昨年の覇者インビンシブルパパの2頭を挙げておく。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。


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