第1718回 激戦必至! 注目の天皇賞(秋)を制するのはどの馬か!?|競馬情報ならJRA-VAN

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激戦必至! 注目の天皇賞(秋)を制するのはどの馬か!?

2023/10/26(木)

今週日曜日に行われる天皇賞(秋)は注目の大一番だ。連覇を狙うイクイノックス、昨年の日本ダービー馬ドウデュース、G1初制覇を狙うプログノーシスを中心に強豪馬が激突する。昨年の牝馬二冠馬・スターズオンアースが回避となったのは残念だが、激戦必至、好レースが期待できそうだ。天皇賞(秋)の過去傾向をJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用して分析してみたい。

1番人気が抜群の好成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1番人気 12-  5-  2-  4/ 23 52.2% 73.9% 82.6% 139 107
2番人気 1-  6-  6- 10/ 23 4.3% 30.4% 56.5% 13 95
3番人気 2-  1-  2- 18/ 23 8.7% 13.0% 21.7% 43 38
4番人気 2-  2-  2- 17/ 23 8.7% 17.4% 26.1% 117 69
5番人気 4-  2-  1- 16/ 23 17.4% 26.1% 30.4% 237 83
6番人気 0-  0-  6- 17/ 23 0.0% 0.0% 26.1% 0 93
7番人気 1-  5-  0- 17/ 23 4.3% 26.1% 26.1% 144 155
8番人気 0-  0-  0- 23/ 23 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
9番人気 0-  0-  1- 22/ 23 0.0% 0.0% 4.3% 0 24
10番人気 0-  1-  1- 21/ 23 0.0% 4.3% 8.7% 0 50
11番人気 0-  0-  0- 23/ 23 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
12番人気 0-  0-  0- 23/ 23 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
13番人気 0-  1-  2- 18/ 21 0.0% 4.8% 14.3% 0 123
14番人気 1-  0-  0- 19/ 20 5.0% 5.0% 5.0% 379 67
15番人気 0-  0-  0- 20/ 20 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
16番人気 0-  0-  0- 18/ 18 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
17番人気 0-  0-  0- 13/ 13 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
18番人気 0-  0-  0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表1 2000年以降の人気別成績)

2000年以降における人気別成績を調べたところ、1番人気が【12.5.2.4】で勝率52.2%、連対率73.9%、複勝率82.6%と抜群の好成績だった。2番人気も連対率と複勝率が高く、5番人気以内の成績が比較的良かった。6番人気以下は好走率がかなり下がり、15番人気以下の好走はなかった。

3〜5歳が中心で6歳以上は苦戦

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
3歳 3-  3-  4- 21/ 31 9.7% 19.4% 32.3% 40 83
4歳 10- 10-  8- 73/101 9.9% 19.8% 27.7% 55 80
5歳 9-  9-  9- 92/119 7.6% 15.1% 22.7% 130 70
6歳 0-  1-  2- 62/ 65 0.0% 1.5% 4.6% 0 15
7歳以上 1-  0-  0- 61/ 62 1.6% 1.6% 1.6% 18 4

(表2 2000年以降の年齢別成績)

年齢別成績を調べたところ、3歳と4歳の好走率がほぼ互角。それに比べて5歳は若干劣る程度だが、6歳と7歳以上は大きく成績が落ちている。6歳以上は明らかに不振で、3〜5歳が中心となる一戦だ。

前走は安田記念と日本ダービーが優秀

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
毎日王冠G2 6-  4-  9-100/119 5.0% 8.4% 16.0% 54 48
宝塚記念G1 4-  5-  4- 30/ 43 9.3% 20.9% 30.2% 25 70
札幌記念G2 3-  2-  2- 24/ 31 9.7% 16.1% 22.6% 363 113
京都大賞G2 3-  2-  1- 34/ 40 7.5% 12.5% 15.0% 23 32
安田記念G1 2-  2-  1-  6/ 11 18.2% 36.4% 45.5% 27 85
東京優駿G1 2-  0-  1-  2/  5 40.0% 40.0% 60.0% 120 94
オールカG2 1-  2-  0- 45/ 48 2.1% 6.3% 6.3% 6 15
神戸新聞G2 1-  0-  1-  3/  5 20.0% 20.0% 40.0% 130 70
マイルG1 1-  0-  0-  2/  3 33.3% 33.3% 33.3% 666 130
天皇賞春G1 0-  1-  1-  7/  9 0.0% 11.1% 22.2% 0 67
セントラG2 0-  1-  1-  2/  4 0.0% 25.0% 50.0% 0 67
秋華賞G1 0-  1-  0-  1/  2 0.0% 50.0% 50.0% 0 515
産経大阪G2 0-  1-  0-  1/  2 0.0% 50.0% 50.0% 0 65
大阪杯G1 0-  1-  0-  0/  1 0.0% 100.0% 100.0% 0 110
インタG1 0-  1-  0-  0/  1 0.0% 100.0% 100.0% 0 130
府中牝馬G3 0-  0-  1-  0/  1 0.0% 0.0% 100.0% 0 970
関屋記念G3 0-  0-  1-  0/  1 0.0% 0.0% 100.0% 0 690
新潟記念HG3 0-  0-  0- 12/ 12 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表3 2000年以降の前走レース別成績)

前走レース別成績(表3には3着以内のあったレースおよび出走機会が10以上あったレースのみ掲載)を調べたところ、最も勝ち星を挙げていたのは毎日王冠(6勝)だが、出走頭数もケタ違いに多かったため、好走率は平凡だった。出走機会が10以上あったレースの中では、安田記念が【2.2.1.6】で最も好成績だった。出走機会はわずか5だが、日本ダービーも【2.0.1.2】で優秀だった。前走宝塚記念は複勝率が30.2%と高かった。また、前走札幌記念は単・複の回収率が良かった。

前走宝塚記念組は10着以下でなければチャンスあり

前入線順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
前走1着 0- 1- 2- 2/ 5 0.0% 20.0% 60.0% 0 88
前走2着 2- 1- 1- 4/ 8 25.0% 37.5% 50.0% 63 87
前走3着 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0% 0 27
前走4着 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
前走5着 1- 1- 1- 2/ 5 20.0% 40.0% 60.0% 54 288
前走6〜9着 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0% 31 34
前走10着〜 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表4 前走宝塚記念組の前走着順別成績、2000年以降)

前走宝塚記念組の前走着順別成績を調べたところ、前走1着は【0.1.2.2】で複勝率は60.0%と高いが、未勝利だった。前走2着は【2.1.1.4】で最も優秀。前走5着【1.1.1.2】や前走6〜9着【1.1.0.8】の巻き返しも警戒する必要がある。ただし、前走10着以下は好走例がなかった。

前走札幌記念連対馬が有力

前入線順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
前走1着 2- 1- 2- 5/10 20.0% 30.0% 50.0% 1091 290
前走2着 1- 1- 0- 3/ 5 20.0% 40.0% 40.0% 72 124
前走3着 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
前走4着 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
前走5着 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
前走6〜9着 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
前走10着〜 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

(表5 前走札幌記念組の前走着順別成績、2000年以降)

前走札幌記念組の前走着順別成績を調べたところ、前走1着【2.1.2.5】と前走2着【1.1.0.3】だけが好走を果たしており、好走率もなかなか優秀だ。一方、前走3着以下は好走例が全くなかった。

【結論】

イクイノックスとプログノーシスに注目

2023/8/20 札幌 11R 札幌記念(G2) 1着 13番 プログノーシス2023/8/20 札幌 11R 札幌記念(G2)
1着 13番 プログノーシス
(Photo by JRA)

昨年の本競走から国内外のG1・4連勝中のイクイノックスが、おそらく1番人気に支持されるだろう。2000年以降、シンボリクリスエス(02年・03年)とアーモンドアイ(19年・20年)の2頭が天皇賞(秋)連覇を果たしている。ウオッカ(08年1着・09年3着)ほどの強い馬でも果たせなかった例があるので決して油断はできないが、今年4歳で年齢的にも充実期を迎えているイクイノックスが中心であることは揺るがない。強敵になる可能性があった前走安田記念組と日本ダービー組の出走がないという点も、地味ながら追い風だ。

前走札幌記念を圧勝したプログノーシスも注目の一頭。前走同組からはヘヴンリーロマンス(05年)やトーセンジョーダン(11年)、モーリス(16年)が勝利を飾っており、昨年はパンサラッサが2着と好走した。プログノーシスにも勝利のチャンスはあるはず。

ドウデュースは京都記念1着→ドバイターフ出走取消という異例のローテーション。しかし、実績は十分で普通に考えれば有力馬の一頭。21年朝日杯フューチュリティSでは、セリフォスとダノンスコーピオンを下しており、この2頭も後にマイルG1を勝った。22年日本ダービーではイクイノックスをクビ差下して勝っている。ハイレベルな東京芝2000mの戦いにも十分対応できるはずだ。

ライタープロフィール

小田原智大(おだわら ともひろ)

1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。


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