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G1特集 第65回 大阪杯G1特集 第65回 大阪杯

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
グランアレグリア 138 98 90 97 89 94
コントレイル 129 98 96 89 92 90
サリオス 128 94 96 87 89 78
レイパパレ 126 92 85 76 67 54
アドマイヤビルゴ 111 77 88 82 76 72
キセキ 109 92 84 89 92 94
ギベオン 109 94 83 84 68 79
ワグネリアン 108 88 66 92 95 94
カデナ 103 86 82 86 90 87
ブラヴァス 103 76 90 90 88 89
クレッシェンドラヴ 97 91 77 91 90 86
モズベッロ 95 87 92 67 81 88
アーデントリー 90 86 82 73 75 72
ペルシアンナイト 90 86 93 92 88 92
ハッピーグリン 82 46 15 70 88 85
 
1)ZIはグランアレグリアが断然1位

ZIのトップは138でグランアレグリア。2位のコントレイル(129)に対して、指数9も引き離している。スプリントとマイルだけでなく、芝2000mのG1も制することができれば大きな快挙だ。3位以下はサリオス(128)、レイパパレ(126)と続く。

2)補正タイムはグランアレグリアとコントレイルが1位

補正タイムはグランアレグリア(98)とコントレイル(98)が1位で並んだ。前者は前走マイルチャンピオンシップ(1位)でマークした数値。3走前の安田記念(1位)も97と高く、1200mよりも1600mの方が指数は高い。今回、初めての芝2000mでどうなるかがポイントだ。後者は前走ジャパンC(2位)の指数が98だった。無敗記録はストップしたものの、アーモンドアイに負けたのであれば致し方がない。芝2000mの経験値はグランアレグリアよりもコントレイルの方が明らかにまさっている。

3)サリオスの巻き返しに注目

サリオスは2走前の毎日王冠(1位)の指数が96と高い。前走マイルチャンピオンシップは5着と敗れたが、8枠スタートだったこともありいいポジションでレースができなかった。このレースは度外視して、あらためて注目だ。ワグネリアンは4走前のジャパンC(3着)の指数が95。7走前にあたる2019年の大阪杯(3着)も指数は95だった。力を100%出し切ることができれば上位に食い込んでも不思議はない。

4)レイパパレの指数は一戦ごとに上昇

ギベオンは前走金鯱賞でデアリングタクトの追撃を封じる逃げ切り勝ち。自己最高の指数をマークしての金星だった。ただ、重馬場で時計がかかった影響は否めない。レイパパレはデビューから無傷の5連勝。前走チャレンジCの指数は92と、このメンバーに入るとまだ平凡にみえる。しかし、指数は一戦ごとに上昇している。今回は現役最強クラスの馬が相手だが、どこまでやれるか楽しみだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。