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放牧先から3月6日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、先々週から3週続けて強めの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は福永騎手を背にWコースで長めから追われ、直線で僚馬2頭を並ぶ間もなく交わして大きく先着する圧巻の動きを披露。今週は助手を背に坂路単走で、800m50.6秒の好時計をマークした。前走以上の状態と見てよさそうだ。
放牧先から3月3日に美浦へ帰厩。翌日から連日のように時計を出す意欲的な調整過程で、調教量は十分だ。今週はルメール騎手を背にWコースで僚馬2頭を追走する形の併せ馬。道中はしっかり折り合って進み、直線では内に入れ、強めに追われる2頭を尻目に楽な手応えのまま併入に持ち込んだ。1000m66秒台としっかり負荷もかかっており、ほぼ万全の仕上がりといえそうだ。
放牧先から2月27日に美浦へ帰厩。3月4日から木曜はWコース、日曜は坂路というメニューで計9本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は松山騎手を背に僚馬を追走し、直線はしっかり追われてきっちり先着。今週は助手を背に同じ馬と併せ、直線は抑え気味の手応えで楽に併入した。馬体も太め感なく仕上がっており、実力をきっちり出し切れる状態だ。
放牧先から3月半ばに栗東へ帰厩。中間の追い切りはすべて助手を背に坂路で4本のみだが、牧場での乗り込み、小柄な牝馬という点を考えると問題ない範囲だろう。先週は格下馬と併せ、前半行きたがるのをなだめて終いは追われて先着も、ややもの足りない動き。今週は単走でラスト150mだけ強めに追われ、軽快な動きを見せた。現時点での実力は出し切れる状態に仕上がっている。
前走後は放牧を挟んで3月初めに栗東へ帰厩。3月7日から今週にかけて週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は岩田望騎手を背にWコースで僚馬と併せ、先週はオープン馬相手に先着も、相手は余裕残しの手応え。今週は格下馬相手に手応え優勢で微差先着した。大きな上積みは感じられないが、現状の力は出し切れる状態だ。
前走後は放牧を挟んで3月上旬に栗東へ帰厩。3月11日から今週にかけて7本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は吉田隼騎手を背にWコースでオープン馬と併せ、先週は内を回ったとはいえ1200m77秒台の猛稽古を消化。今週も内を回って終いはしっかり追われて先着し、1200m79秒台と負荷をかけられた。長期休養明けの前走時よりは確実に上向きだ。
前走から中2週と間隔が詰まっているが、先週からきちんと追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は助手を背にWコース単走で、先週は終い重点でラスト200m11秒台をマーク。今週は先週より道中のペースはやや速かったが、ラスト200mは11秒台を出してゴール過ぎまで追われる意欲的な内容だった。動きも良く、前走からの上積みが見込める状態だ。
前走から中2週だが、レースの1週間後には早くもWコースで追い切りを再開。今週にかけて4本の追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週は単走で、先週は三浦騎手を背にPコースで軽快な動きを披露。今週は助手を背にWコースでラスト1400mから14秒台のラップを刻むハードな内容を消化した。現状の力は出し切れる好仕上がりだ。
モズベッロは3週続けて坂路で併せ馬を行い、2週前に800m52.2秒、ラスト200m12.1秒の好時計をマークして格下馬に大きく先着。先週は楽な手応えで52.8秒、今週は時計以上に力強い動きで、状態面は万全。カデナは今週の坂路で800m51.0秒と1年半ぶりに自己ベストタイムを更新したが、過去の51秒台はすべてかなり時計のかかる時間帯でのもので、今回は整地明けで走りやすい時間帯だっただけに、過大評価は禁物。クレッシェンドラヴは2週続けてWコースで3頭併せを行い、動きはいずれも絶好で、輸送前の現時点では文句なしの好状態だ。