第65回 大阪杯 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 大阪杯　> 2021　> レース結果回顧・払戻

レース結果

>> 成績表・払戻金はこちら

レイパパレ、雨の中を逃げ切り6連勝でG1制覇！

第65回大阪杯は川田将雅騎手騎乗の4番人気レイパパレが押し出されてハナへ行くが、厳しいペースで引っ張ると、最後の直線は馬場の真ん中を堂々と駆け抜けて圧勝。デビューから無傷の6連勝でG1初制覇を飾った。勝ち時計は2分01秒6（重）。鞍上の川田騎手、本馬を管理する高野友和調教師ともにこのレースは初勝利となった。

2着は4馬身差で池添謙一騎手騎乗の6番人気モズベッロ。3着は3/4馬身差で福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイル。

レース展開・総括

レイパパレが速いペースで引っ張る

スタートは全馬ほぼ互角。8番レイパパレが自然とハナへ。1馬身ほどのリードで1コーナーをカーブした。2番手に11番ハッピーグリン。2馬身切れて2番サリオスと6番ワグネリアンが並んで追走。2馬身半後ろで単独5番手に12番グランアレグリア。3馬身差で中団に9番クレッシェンドラヴと13番アドマイヤビルゴ。その後ろから3番アーデントリー。2馬身差で中団より後ろから7番コントレイル。1馬身差で1番モズベッロと10番カデナ。2馬身差で後方2番手に4番ブラヴァス。3馬身差の最後方から5番ペルシアンナイトという隊列になった。

前半1000m通過は59秒8で速いペース。隊列はやや縦長になった。レイパパレのリードは1馬身半ほど。3コーナーでサリオスが単独2番手に上がり、3番手にワグネリアン。その外からグランアレグリアとコントレイルが並んで追い上げ、一気に先頭との差を詰めにかかり4コーナーへ。内の2番手ではサリオスが食い下がった。

最後の直線に入ると、レイパパレは馬場の真ん中へ進路を取った。サリオスは内ラチ沿いに行き、グランアレグリアとコントレイルはレイパパレの外に持ち出そうとしたが、脚色はあまり良くなかった。

レイパパレが上位人気馬を突き放す

残り200mを過ぎるとレイパパレがじわじわとリードを広げにかかる。サリオス、グランアレグリア、コントレイルは並んで2番手集団で食い下がるもレイパパレとの差がなかなか詰まらない。替わって外からモズベッロが伸びてきた。坂を駆け上がるとレイパパレはリードをグイグイと広げてそのままゴール。2着にはモズベッロが上がり、コントレイルが3着で入線した。

タフな馬場で消耗戦になった

昼過ぎから雨が降り出し、レース直前には稍重から重へと悪化した。そんな中、ハナを奪ったレイパパレが上位人気馬の追撃を振り切り、4馬身差の圧勝でG1初制覇を飾った。前半1000mを速いペースで引っ張り、後半1000mの時計がかかる消耗戦に持ち込んでねじ伏せるという非常にタフな競馬だった。小柄ながらパワフルで精神力も素晴らしい。

レースの上がり3ハロンが36秒8（レイパパレとモズベッロの上がり3ハロンも同じ）と時計がかかり、後続勢は速い上がりを使うことができなかった。コントレイルやグランアレグリア、サリオスといった上位人気馬は、そうした馬場状態にスピードや瞬発力を削がれた面はあっただろう。

【第65回 大阪杯　成績表】

この表は右にスクロールできます。

【第65回 大阪杯　払戻金】

この表は右にスクロールできます。

★成績表・払戻金情報はTARGET frontier JVを使用