第64回 大阪杯 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ラッキーライラックが追い比べを制してＧ１・３勝目！

第64回大阪杯はＭ.デムーロ騎手騎乗の２番人気ラッキーライラックが先団追走から最後の直線での追い比べを制して優勝。昨年のエリザベス女王杯に続きＧ１・３勝目を飾った。勝ち時計は1分58秒4（良）。鞍上のデムーロ騎手は2004年（Ｇ２）のネオユニヴァース、18年のスワーヴリチャードに続きこのレースは３勝目。本馬を管理する松永幹夫調教師は騎手時代にインターマイウェイ（1995年）で制しているが、調教師としては初勝利。

２着はクビ差で北村友一騎手騎乗の４番人気クロノジェネシス。３着もクビ差で横山典弘騎手騎乗の１番人気ダノンキングリー。

レース展開・総括

ダノンキングリーがハナへ行きスローペース

スタートで出遅れはなかった。８番ダノンキングリーが押し出されて前へ。そのまま先手を奪い、１コーナーをカーブした。２番手に１馬身差で10番ジナンボー。２馬身切れて３番手に５番ラッキーライラック、外に半馬身差で12番クロノジェネシス。１馬身差で中団のインコースに４番ワグネリアン、外に７番ステイフーリッシュ。その間に６番レッドジェニアル。２馬身差で２番サトノソルタス、９番マカヒキ、３番ブラストワンピースがほぼ並んで追走。１馬身差で１番ロードマイウェイ、差がなく最後方から11番カデナという隊列になった。

前半1000m通過は60秒4でスローペース。ダノンキングリーが逃げて、ピッタリと２番手からジナンボーという隊列。３〜４コーナーで後続集団が前へ接近し、馬群が凝縮した。ブラストワンピースは外を回ってスパート。ラッキーライラックやクロノジェネシスは２列目で脚を溜めて４コーナーをカーブした。

ラッキーライラックが鋭く伸びる

最後の直線に入りダノンキングリーがジナンボーを１馬身離して先頭。しかし、残り200mで外からクロノジェネシスがじわじわと接近。さらに馬場の２分どころからラッキーライラックが末脚を伸ばしてきた。ジナンボーは後退。ブラストワンピースは伸びあぐねた。注目の争いは前の３頭。激しい追い比べの末、真ん中から伸びたラッキーライラックがグイと出てそのままゴール。２着には外のクロノジェネシス。内のダノンキングリーは差されて３着でゴールした。

経済コースを通り、充実ぶりを見せる

ダノンキングリーが逃げる意外な展開になった。スローペースには持ち込んだが、他馬の目標になってしまったか。勝ったラッキーライラックもスタートは抜群ですぐにインの好位へ。しっかりと折り合うと経済コースを通り、最後はダノンキングリーをキッチリと捕らえて突き抜けた。昨年秋から充実しており、今後の活躍がますます楽しみだ。２着クロノジェネシスは惜しい競馬。枠順がもう少し内であれば、勝っていてもおかしくはなかった。

【第64回 大阪杯　成績表】

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