第71回 朝日杯フューチュリティステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
朝日杯フューチュリティステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気アドマイヤマーズが勝利。２着には９番人気の伏兵クリノガウディーが激走し、３着に１番人気グランアレグリアが入った。

１）人気薄の激走が目立つ

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.1.3】。一昨年のダノンプレミアムら最多の４勝をあげ、連対率60％・複勝率70％。２番人気馬は【2.1.2.5】で、昨年のアドマイヤマーズら２勝をあげている。以下、４〜７番人気馬が１勝ずつ。２・３着馬は下位人気まで幅広く分布し、阪神開催に替わった14年以降は一昨年を除いて、９番人気以下の伏兵が１頭ずつ３着以内に入っている。

一昨年こそ上位３番人気以内の馬で堅い決着となったが、昨年は２着に９番人気クリノガウディーが激走するなど人気薄の激走が目立つ一戦だ。

２）京王杯２歳Ｓ組の３着以内馬に注目

前走レース別成績は、出走数が最も多い京王杯２歳Ｓ組が【1.3.3.29】。10年グランプリボスの１勝のみで、連対率11.1％・複勝率19.4％。この組の好走馬７頭はすべて前走３着以内だった。これら前走３着以内馬はのべ【1.3.3.9】で、連対率25.0％・複勝率43.8％と優秀だ。

東京スポーツ杯２歳Ｓ組が【1.3.0.13】で09年ローズキングダムが勝利し、連対率・複勝率23.5％。この組の３着以内馬４頭はすべて芝1800ｍの新馬戦で勝利していた。

また、デイリー杯２歳Ｓ組は【1.2.1.14】。昨年のアドマイヤマーズが勝利しており、連対率16.7％・複勝率22.2％。阪神開催に替わってからの近５年では一昨年を除いて、毎年１頭ずつ３着以内に入っている。３着以内馬４頭はすべて前走４着以内で、特に前走勝ち馬は【1.1.0.1】と好相性だ。

３）500万下組は前走マイル戦が好成績

出走数が多い前走500万下（現１勝クラス）組はのべ【5.1.4.30】で、16年サトノアレスら半数の５勝をあげている。この組の前走距離別成績は、1600ｍ組が【5.0.3.6】。勝ち馬５頭は芝・ダート問わず、すべて前走1600ｍ戦を使われており、連対率35.7％・複勝率57.1％と非常に高い。

また、前走1400ｍ組は【0.1.1.12】で勝ち星がなく、複勝率14.3％。500万下組で好走した馬はいずれも前走で1400ｍか1600ｍを使われていた。

４）前走１番人気１着馬が過半数の６勝

前走着順別成績は、１着だった馬が【10.5.8.60】。過去10年の勝ち馬はすべて前走を勝利しており、３着以内数も23頭と非常に多い。なお、前走５着以下だった馬は【0.2.0.37】と不振傾向にある。

なお、前走１着だった馬のうち、前走１番人気で勝利した馬は【6.1.4.13】。15年リオンディーズら過半数の６勝をあげており、連対率29.2％・複勝率45.8％と優秀だ。

【朝日杯フューチュリティステークス過去10年】

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