第19回 チャンピオンズカップ レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ルヴァンスレーヴ、完勝でダート最強馬の座に就く！

第19回チャンピオンズＣはＭ・デムーロ騎手騎乗の１番人気ルヴァンスレーヴが、２・３番手から最後の直線で堂々と抜け出して完勝。Ｇ１／Jpn１・４勝目を飾った。勝ち時計は1分50秒1（良）。鞍上のデムーロ騎手は2015年のサンビスタに続き、このレースは２勝目。本馬を管理する萩原清調教師はこのレース初勝利となった。

２着は２馬身半差で藤岡佑介騎手騎乗の８番人気ウェスタールンド。３着はクビ差でＪ・モレイラ騎手騎乗の３番人気サンライズソア。

レース展開・総括

アンジュデジールがハナでスローペース

スタートで大きな出遅れはなかった。１番アンジュデジールが押し出されるように前へ。競りかける馬はおらず、そのまま先頭で１コーナーをカーブした。１馬身差の２番手に２番ルヴァンスレーヴ。１馬身差の３番手に14番ヒラボクラターシュ、15番インカンテーション。３馬身差の先団から中団にかけて３番パヴェル、９番サンライズソア、６番アスカノロマンと、13番ミツバ、８番ケイティブレイブ、11番オメガパフュームがかたまっての追走。その内から押っつけて10番センチュリオン。２馬身差で４番アポロケンタッキー、７番サンライズノヴァ。差がなく５番ノンコノユメ。さらに４馬身ほど切れて最後方から1番ウェスタールンドという隊列になった。

アンジュデジールが１馬身ほどのリード。前半1000m通過は61秒9でスローペース。ルヴァンスレーヴは３番手に下がったが、内々でしっかりと脚を溜めながら４コーナーをカーブ。中団からサンライズソア、ケイティブレイブが動き、最後の直線へと入っていった。

ルヴァンスレーヴが内から堂々と抜け出す

アンジュデジールがラチ沿いで食い下がり、外からはサンライズソアがグンと伸びて２番手に上がりかけた。しかし、満を持して追い出されたルヴァンスレーヴが、その間から力強い伸び。残り100mあたりで堂々と抜け出した。食い下がるアンジュデジールとサンライズソアだったが、ジリジリと離され、ルヴァンスレーヴがそのままゴール。また、最後はインコースを捌いてきたウェスタールンドがサンライズソアを差し切り、２着に上がった。

国内のダートでは敵なしか

勝ったルヴァンスレーヴはスタートを決めて、２・３番手のインにすぐおさまった。案の定、ペースがあまり上がらなかったこともあり、絶好のポジションだったと言えるだろう。最後の直線で「ゴー・サイン」が出てからの反応と伸びは素晴らしく、ダート馬としては瞬発力も超一流。３歳にして国内のダート最強馬の地位にのぼりつめた。今後は海外なども視野に入るだろうが、国内ではしばらく敵なしになるかもしれない。

２着のウェスタールンドは道中、離れた最後方だったが、経済コースを捌き切り、一気に２着争いに加わった。前走武蔵野Ｓは距離が短く、脚がうまく溜まらなかったが、今回は強烈な末脚を見せた。

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