24年6月23日（日）メイクデビュー 京都芝1800m、1番人気1着、1分52秒1（重）。父キズナ、母ヤングスター。栗東・中内田充正厩舎。

【タイム★５】
スローペースの流れを中団で追走。直線では大外に持ち出されると、豪快な伸び脚で突き抜けた。勝ちタイムは水準並みだが、ラスト3ハロンが11秒8-11秒5-11秒3の流れを差し切ったのは立派。非凡な素質を感じさせる。

【将来性★９】
母は2018年のクイーンズランドオークス（豪3歳牝G1・芝2200m）の勝ち馬。2023年セレクトセール1歳にて、2億3100万円（税込み）で取り引きされた。期待馬にふさわしいパフォーマンスを披露。今後が楽しみだ。

【適距離1800〜2400m】
距離は延びても大丈夫だろう。

24年6月22日（土）2歳未勝利 京都芝1600m、1番人気1着、1分33秒5（良）。父キズナ、母ミスエーニョ。栗東・松下武士厩舎。

【タイム★９】
好ダッシュを見せて2番手で追走。平均ペースの流れでも手ごたえは楽。直線に入ると同時に先頭に立ち、その後は後続勢を突き放して5馬身の差をつけて勝利した。

【将来性★８】
半姉に2016年ファンタジーSを制したミスエルテ（父Frankel）、24年のフラワーCを勝利したミアネーロ（父ドゥラメンテ）がいる血統。2022年セレクトセール当歳にて2億350万円（税込み）で取り引きされた。本馬も早い時期の重賞で楽しみだ。

【適距離1400〜1800m】
マイルぐらいがベストかもしれない。

24年6月23日（日）メイクデビュー 函館芝1200m、1番人気1着、1分09秒8（良）。父エピファネイア、母キャンディバローズ。栗東・上村洋行厩舎。

【タイム★６】
気合いを入れて出して行き2番手で追走。平均ペースの流れとなり、勢いをつけて4コーナーをカーブして最後の直線へ。逃げたティピティーナを競り落とし、1馬身差で勝利した。

【将来性★７】
伯母に2011年函館2歳Sなど、函館芝1200mで4勝を挙げたファインチョイス（父アドマイヤムーン）がいる血統。本馬もこのコースとの相性が良さそうだ。

【適距離1000〜1400m】
エピファネイア産駒だが、短距離が合っている。

24年6月22日（土）メイクデビュー 東京1400m、1番人気1着、1分23秒6（稍重）。父キタサンブラック、母リアリサトリス。美浦・堀宣行厩舎。

【タイム★７】
1番の好スタートを切ったが、すぐに下げて中団で追走。スローペースとなり、馬群が一団となって最後の直線へ。残り400mあたりから鋭く抜け出すと、その後は突き放す一方。7馬身の差をつけて圧勝した。

【将来性★８】
全兄に23年洛陽S、24年鞍馬Sを勝っているジャスティンスカイ（父キタサンブラック）がいる血統。2022年ノーザンファームミックスセール当歳にて、9240万円（税込み）で取り引きされた。一頭だけケタ違いの末脚を披露。今後の活躍が楽しみだ。

【適距離1200〜1600m】
マイル以下がベストだろう。