大阪杯2023 レース結果回顧・払戻｜G1特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 大阪杯　> 2023　> レース結果回顧・払戻

2023年 レース結果

>> 成績表・払戻金はこちら

ジャックドール、昨年のリベンジでG1初制覇！

第67回大阪杯は武豊騎手騎乗の2番人気ジャックドールが先手を奪ってレースを引っ張ると、最後は後続の追撃を際どく凌いで勝利。待望のG1初制覇を果たした。勝ち時計は1分57秒4（良）。鞍上の武騎手はG1昇格前も含めると、1988年フレッシュボイス、90年スーパークリーク、93年メジロマックイーン、97年マーベラスサンデー、98年エアグルーヴ、14年キズナ、17年キタサンブラックに続いて本競走8勝目となった。本馬を管理する藤岡健一調教師はこのレース初勝利となった。

2着はハナ差でC.ルメール騎手騎乗の1番人気スターズオンアース。3着はクビ差で横山和生騎手騎乗の10番人気ダノンザキッド。

レース展開・総括

今年もジャックドールがレースを引っ張った

スタートで大きな出遅れはなかった。9番ジャックドールがじんわりと出ていってハナに立つと、先頭で1コーナーをカーブした。1馬身半差の2番手には16番ノースザワールド、半馬身差の内に7番マテンロウレオ。2馬身差の4番手に13番ダノンザキッド。1馬身差で4番ノースブリッジと14番ヒシイグアスが並んで追走。この2頭の間に10番ポタジェが入り、外からは15番ヒンドゥタイムズ。差がなく6番ヴェルトライゼンデは中団。内に2番マリアエレーナ、それから12番キラーアビリティ、それから1番ジェラルディーナと11番スターズオンアースが並んで追走。1馬身半差で3番モズベッロと8番ラーグルフ。6馬身差の最後方から5番ワンダフルタウンという隊列になった。

前半1000m通過は58秒9で淀みないペース。ジャックドールは1馬身ほどのリードをキープして3〜4コーナーの中間を通過。2番手のノースザワールドは若干苦しくなったが、その後ろのダノンザキッドとマテンロウレオはいい手ごたえ。中団からはヒシイグアス、ヴェルトライゼンデがじんわりと押し上げ、スターズオンアースはまだ中団よりも後ろで馬群に包まれたまま。ジェラルディーナも外には出さずインコースを通って4コーナーをカーブした。

スターズオンアースの追撃を際どく凌ぐ

ジャックドールは勢いよく最後の直線に入り、脚を伸ばしてゴールを目指す。ダノンザキッドとマテンロウレオが2列目で食い下がり、残り200mを過ぎるとダノンザキッドが単独で2番手に上がり、ジャックドールを追った。さらに後ろからはスターズオンアースが鋭い脚で迫ってきた。逃げるジャックドールに対して、スターズオンアースが猛追。坂を駆け上がると、一気に急追したが、ジャックドールが際どくハナ差だけ凌いで先頭でゴールした。3着にはダノンザキッドが入った。

武豊騎手は最年長記録となる54歳でJRA・G1制覇

ジャックドールは昨年の大阪杯（5着）とほぼ同じペースで前半1000mを通過する展開だったが、今年は最後まで粘りが利いてそのまま押し切ることができた。見事にリベンジを果たして待望のG1初制覇となった。なお、鞍上の武豊騎手はJRA・G1は80勝目で、最年長G1勝利記録（54歳）も更新した。スターズオンアースはスタートが若干甘かったが、最後は鋭い決め手で迫り、さすがの底力を見せた。

【大阪杯2023　成績表】

この表は右にスクロールできます。

【大阪杯2023　払戻金】

この表は右にスクロールできます。

★成績表・払戻金情報はTARGET frontier JVを使用