ジャパンカップ2023 レース結果回顧・払戻｜G1特集

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2023年 レース結果

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やはり最強はイクイノックス！ 圧勝でG1・6連勝を達成！

第43回ジャパンCはC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックスが3番手追走から、最後の直線では悠々と抜け出して優勝。G1・6連勝を達成した。勝ち時計は2分21秒8（良）。鞍上のルメール騎手は2009年ウオッカ、アーモンドアイでの二度（18年・20年）に続き、このレース4勝目。本馬を管理する木村哲也調教師はこのレース初勝利となった。

2着は4馬身差で川田将雅騎手騎乗の2番人気リバティアイランド。3着は1馬身差でW.ビュイック騎手騎乗の5番人気スターズオンアース。なお、12番チェスナットコートは田中学騎手から田辺裕信騎手に乗り替わりとなった。

レース展開・総括

パンサラッサが大逃げで引っ張る

スタートで大きな出遅れはなかった。8番パンサラッサが飛び出してハナへ。1コーナーで早くもリードを5馬身以上取った。単独2番手に3番タイトルホルダー。3馬身切れて3番手に2番イクイノックス。さらに3馬身ほど後ろの4番手に1番リバティアイランドと17番スターズオンアース。その直後に5番ドウデュース。ほぼ並んで14番ディープボンドでこのあたりが中団。差がなく15番ショウナンバシット、4番スタッドリー、7番イレジン。3馬身差で後方にかけて10番ダノンベルーガと13番クリノメガミエース。2馬身差で9番ヴェラアズール、それから6番フォワードアゲン、11番トラストケンシン、12番チェスナットコート。離れた後方2番手に16番インプレス。さらに離れた最後方から18番ウインエアフォルクという隊列になった。

前半1000m通過は57秒6でハイペースだったが、パンサラッサ1頭が大逃げの展開だったので、3番手イクイノックスは62秒ぐらいのペースだったと思われる。3コーナーを過ぎてもパンサラッサのリードは大差。4コーナーを通過して最後の直線に入ってもリードはまだ十分あった。

イクイノックスが突き抜ける

最後の直線は2番手のタイトルホルダーに対し、すぐ後ろにイクイノックスが迫った。その直後にはリバティアイランドとスターズオンアース。さらに後ろの列からドウデュースが追い出しにかかった。残り400mでイクイノックスがタイトルホルダーを交わして2番手へ。リバティアイランドとスターズオンアースは懸命に食い下がるが、イクイノックスの加速が凄く、徐々にその差は広がった。残り200m手前でパンサラッサが捕まり、イクイノックスが堂々の先頭。リバティアイランドも2番手に上がるが、抜け切ったイクイノックスを捕まえられる感じではない。そのままイクイノックスが十分なリードを保って先頭でゴールした。リバティアイランドは2着。3着にはスターズオンアースが入った。

リバティアイランドは無念の2着

1枠に入ったリバティアイランド、イクイノックスともにスタートがきれいに決まって、スムーズに好位のポジションを確保。2番手のタイトルホルダーを見ながら折り合いもついて、終始いい形でレースを進めることができた。最後の直線はイクイノックスの独壇場。リバティアイランドやスターズオンアースもいい脚を使って伸びているが、それを寄せ付けなかったイクイノックスがとにかく強かった。デビュー当初から高い素質を見せていて、年齢を重ねるほど強さが増し、この秋は生涯のピークではないかと思わせる素晴らしいデキだった。

リバティアイランドはイクイノックスを見ながらレースを進め、真っ向勝負に挑んだが無念の2着。よく頑張っているが、相手の強さをたたえるべきだろう。3着スターズオンアースも立派な走り。一頓挫があって天皇賞（秋）を回避したが、良く立て直した。今回8枠ながらうまい立ち回りで好位をキープ。距離2400mでもこれだけの競馬ができたのは大きな収穫だ。

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