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G1特集 第44回 エリザベス女王杯G1特集 第44回 エリザベス女王杯

調教情報

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ラヴズオンリーユー

放牧先で一頓挫あって秋華賞には間に合わず、栗東へ帰厩したのが10月12日。翌13日には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調教量に問題はない。先週はM.デムーロ騎手を背にWコース3頭併せで最先着し、1000m62秒台と実戦並みのハードな内容を消化。今週は坂井騎手を背に坂路で軽めにとどめたが、軽快な脚どりだった。九分通りには仕上がっている印象だ。

クロノジェネシス

前走から1か月以内の間隔で出走するのはデビュー以来初めてだが、軽めとはいえ先々週からきちんと追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週は北村友騎手を背にWコースで僚馬と併せ、先週はオープン馬相手に追走併入で1000m65秒前後の好時計をマーク。今週は終い重点だったが、素軽い動きを見せて楽々併入した。ほぼ万全の仕上がりと見てよさそうだ。

スカーレットカラー

前走の4日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は近走と同じくWコース単走で、先週は太宰騎手を背に1000m65秒前後と強めの内容を消化。今週は助手を背に800m54秒台と微調整程度だったが、直線もほぼ馬なりのままスムーズな脚さばきでラスト200m12秒前後と伸びは上々だった。前走時の好状態をしっかり維持できている。

ラッキーライラック

前走から1か月以内の間隔で出走するのはデビュー以来初めてだが、しっかり疲れを取った後、軽めのものを含めてWコースで4本の追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。先週は助手を背に単走で1000m63秒台とハードな内容を消化。今週はスミヨン騎手を背に格下馬と併せ、楽な手応えのままきっちり先着した。前走からの上積みが見込める好仕上がりだ。

クロコスミア

一昨年、昨年と同じく府中牝馬Sから中3週という臨戦過程で中間の追い切り過程もほぼ変わりなく、順調と見ていいだろう。いつも通り追い切りはすべて助手を背に坂路単走で、先週は800m53.9秒とこの馬としては速い時計をマーク。今週は終いだけ強めという内容で、荒れた馬場に手こずりながらも前向きな走りは見せていた。前走以上の状態と見てよさそうだ。

その他の出走馬

ウラヌスチャームは関東馬だが中間栗東で調整されており、先週は斎藤騎手を背にWコース併せ馬で好時計をマーク。今週は助手を背に単走で平凡な時計だったが、動き自体に問題はなく、力は出せる状態。センテリュオは先週、助手を背に坂路でオープン馬と併せて手応え劣勢で併入も、好時計をマーク。今週はルメール騎手を背に馬場の荒れた時間帯の坂路でしっかり動けており、状態面に問題なし。サラキアは川田騎手を背にWコース単走で追われ、軽く追われたラストは伸び脚上々で、前走からの上積みが見込める状態だ。