第19回 チャンピオンズカップ 血統分析｜G�T特集

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母父ゴールドアリュールのオメガパフュームに勝機あり！

1）主要３系統が三つ巴の戦い

過去10年の種牡馬系統別成績を見ると、トランセンド（その他の系統）の連覇を除けば、サンデーサイレンス（ＳＳ）系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系の三つ巴。舞台が中京1800ｍとなってからの１〜３着馬のべ12頭の内訳も、ＳＳ系５頭、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系が各３頭だ。

◎プラス評価……父がサンデーサイレンス系かノーザンダンサー系
　○プラス評価……父がミスタープロスペクター系
　●マイナス評価…上記以外の系統

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）Ｇ１実績＋ダート適性＋芝マイル適性

勝ち馬の父には、ダート・芝どちらかのＧ１勝ち鞍が欲しい。また産駒がダートで活躍していることはもちろんだが、芝短距離（特にマイル）の重賞勝ち馬がいれば強調材料となりそうだ。

◎プラス評価……父がダートか芝どちらかのＧ１勝ち馬
　◎プラス評価……父の産駒に芝短距離（特にマイル）重賞勝ち馬がいる

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3）母父は「勝ち馬向き」と「２着向き」にキッパリと分かれる

母の父の系統別成績はナスルーラ系とＳＳ系が一歩リード。ミスタープロスペクター系やその他の系統は２着の多さが特徴的だ。

◎プラス評価……母父がＳＳ系かナスルーラ系

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4）母父には芝2400ｍとダートのＧ１実績が欲しい

勝ち馬の母父には、ダートか芝2400ｍのＧ１を勝っている馬が多い。また種牡馬としてもダートか芝2400ｍのＧ１勝ち馬を送り出している馬がほとんどだ。芝2400ｍとダートＧ１、双方で勝ち負けできる血統であれば強調材料となりそうだ。

◎プラス評価……母父がダートか芝2400ｍのＧ１を勝っている
　○プラス評価……母父の産駒にダートか芝2400ｍのＧ１勝ち馬がいる

結論

ケイティブレイブは父ＳＳ系アドマイヤマックス（高松宮記念勝ち馬／産駒が芝マイル重賞勝利）×母父ナスルーラ系サクラローレルという配合だが、サクラローレル産駒のＧ１実績が不満。ならば連覇を目指すゴールドドリームの方が上か。

父ミスタープロスペクター系に注目する手もある。オメガパフュームは父スウェプトオーヴァーボード（ダートＧ１勝ち馬／産駒にレッドファルクス）×母父ゴールドアリュールで勝機あり。父トワイニング（ダートＧ２勝ち馬／産駒に京王杯２歳Ｓ勝ち馬）×母父ＳＳ系アグネスタキオン（産駒に日本ダービー馬）のノンコノユメも面白い。

以上の４頭が僅差。ルヴァンスレーヴとサンライズソアは父がその他のヘイルトゥリーズン系シンボリクリスエスという点に不安が残る。

【オメガパフュームの血統表】

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