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セレクションセール2020

セレクションセールのみどころ

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、開催時期が1か月ほど遅くなることとなったが、今年も「日高の選抜市場」セレクションセールが、8月24日(月)に北海道新ひだか町の北海道市場で開催される。

高い売却率を誇るこのセールには、毎年多くの上場希望馬が集まってくる。それらの馬たちを、担当役職員が、血統面はもちろんのこと、実馬検査も行って絞り込む。これは文字や言葉で言うほど簡単な作業ではないが、そうした努力がセレクションセールを支えている。今回も、東北地区や九州地区などからの申し込みを含む555頭を、225頭(牡159頭、牝66頭)まで絞り込んだ。その結果が、近年では最高レベルとも思える今回の上場馬たちだ。

注目は、何といってもディープインパクト産駒の「ティズウインディ2019(牝)」だろう。購買者にとっては、ディープインパクト産駒をゲットできるほぼ最後のチャンスになりそうだ。母はアメリカのインディアナオークス(G2)優勝馬という名血で注目が高まる。

キングカメハメハ産駒は2頭。「スウィートアンドセイヴォリー2019(牝)」は、母がアメリカ2歳牝馬チャンピオンのスイートカトマインの全妹という良血。キングカメハメハ×ストームキャットはロードカナロアと同じ組み合わせにもなり期待が高まる。また「ダブルアクセル2019(牝)」は伯母に函館スプリントステークスを勝ったビーナスラインがいるファミリーで、こちらも注目が集まりそうだ。

また、今回は海外繋養種牡馬産駒も多く上場される。例えばキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)に勝ち、ドバイシーマクラシック(UAE・G1)ではドゥラメンテなど日本調教馬3頭を破って優勝したPostponed(父Dubawi)や、現役時はキャッシュコールフューチュリティ(米G1)優勝など4戦無敗だったMastery(父Candy Ride)、歴史的名牝Enableの父Nathaniel(父Galileo)の直仔も上場される。

他では、不敗のままオークス、秋華賞に勝ったカワカミプリンセスとドゥラメンテとの間に生まれた牡馬が上場されるほか、フィリーズレビューに勝った母フレンチカクタスの牝馬(父ハーツクライ)、チューリップ賞、アルテミスSを勝った母ココロノアイの牡馬(父ロードカナロア)なども上場予定。

NARグランプリ年度代表馬ヒガシウィルウィンの半弟(父ヘニーヒューズ)、JRA賞最優秀ダートホースを2回受賞し、産駒のヴァケーションが全日本2歳優駿に勝って意気上がるエスポワールシチーの半弟(父ドレフォン)、北海道2歳優駿優勝のドンフォルティスの全弟(父ヘニーヒューズ)なども参戦を予定しており、楽しみというほかない。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、購買者登録は市場開催10日前(8月14日)まで。前日展示は行わずに午前8時から比較展示が、せりは11時からスタートする。当日の注意事項など、詳細は日高軽種馬農業協同組合の公式ウェブサイトなどで確認していただきたい。

文:山田康文

ライタープロフィール

山田康文(道新スポーツ記者)

1963年東京生まれ。
道新スポーツ馬事通信部記者。北海道新聞中央競馬本紙予想担当でもある。

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