阪神ジュベナイルフィリーズ2023 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気リバティアイランドが優勝。２着には12番人気シンリョクカ、３着には10番人気ドゥアイズが入った。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【5.1.0.4】。昨年のリバティアイランドら最多の５勝をあげ、連対率・複勝率60.0％。２・３・４番人気馬は１勝ずつで、複勝率は50.0％で並んでいる。５番人気馬は14年ショウナンアデラら２勝をあげており、勝ち馬はすべて上位５番人気以内におさまっている。

対して、２・３着は下位人気まで幅広く分布。10番人気以下は【0.2.1.85】で、３頭が激走している。配当面では13〜20年までは３連単で９万円未満の配当だったが、近２年は一昨年３→８→４番人気で11万4300円、昨年は１→12→10番人気で17万8460円とやや波乱となっている。

２）好走馬はほぼキャリア２・３戦の馬

キャリア別成績は、２戦の馬が【5.4.4.35】。19年レシステンシアら５勝をあげ、勝率10.4％・連対率18.8％・複勝率27.1％でいずれもトップだ。なかでも５番人気以内に支持された馬は【5.4.3.12】で、連対率37.5％・複勝率50.0％と非常に高い。

出走数最多の３戦の馬は【5.4.6.50】で一昨年のサークルオブライフら５勝をあげ、連対率13.8％・複勝率23.1％と２戦の馬に次いで高い。勝ち馬10頭を含む３着以内馬28頭が２〜３戦に集中している。１戦の馬は【0.1.0.12】と２着１回のみで、複勝率7.7％。４戦の馬は【0.1.0.28】で、連対率・複勝率3.4％。なお、５戦以上の馬は【0.0.0.23】と不振傾向にある。

３）前走アルテミスＳ連対馬が好相性

前走レース別成績は、Ｇ３となった14年以降のアルテミスＳ組が【5.3.3.18】。近３年を含む半数の５勝をあげ、複勝率37.9％と優秀だ。この組は前走１着【3.1.1.4】で連対率44.4％・複勝率55.6％、前走２着【2.1.1.2】で連対率50.0％・複勝率66.7％と非常に高い。アルテミスＳ連対馬が好相性だ。

出走馬が最も多いファンタジーＳ組は【2.0.2.31】で18年ダノンファンタジーら２勝も、複勝率11.4％とアルテミスＳ組に差をつけられている。この組の好走馬４頭はいずれも前走で３着以内に入っていた。その他の前走ＪＲＡ重賞組では札幌２歳Ｓ組【1.0.1.2】、京王杯２歳Ｓ組【0.1.1.3】、新潟２歳Ｓ組【0.1.0.4】、サウジアラビアＲＣ組【0.0.1.2】から好走馬が出ている。

４）１勝クラス組は前走１番人気１着馬に注目

前走重賞組以外では、オープン特別のアイビーＳ組が【1.1.0.1】で16年ソウルスターリングが勝利し、好相性だ。前走新馬戦組は【0.1.0.12】で、昨年のシンリョクカによる２着１回のみ。前走未勝利戦組は【0.0.0.10】と苦戦傾向にある。

前走１勝クラス組は【1.3.2.44】で14年ショウナンアデラが勝利し、連対率8.0％・複勝率12.0％。この組は前走１番人気で勝利した馬が【1.2.1.9】で、複勝率30.8％と優秀だ。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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