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前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、20日から今週にかけて週2本ずつ、計4本の追い切りをこなしており、調整過程に問題はないと見ていい。先週は松山騎手を背にWコースで追われ、他厩舎の併せ馬の内でややモタつき気味。今週は助手を背に坂路単走で、終い重点の軽めの内容で終えた。全体的な動きは圧勝した昨年時には及ばないが、力は出せる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んだが、帰厩後はすべて坂路ながら6本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は助手を背に併せ馬で、先週は僚馬を一旦抜いたものの、最後は差し返されて微差遅れ。今週は未勝利馬に手応え劣勢での併入も、800m51.0秒と速い時計でしっかり負荷をかけられた。調教駆けしないタイプで動きは地味だが、きっちり仕上がった印象だ。
放牧先から11月初旬に栗東へ帰厩。10日から今週にかけて4週続けて強めの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は亀田騎手を背にWコースで追われ、先週は格下馬に手応え劣勢での追走先着も、時計的には合格点。今週は単走だったが、追い出されるとしっかり反応して加速し、ラスト200m11.5秒をマークした。休み明けとしては十分な仕上がりといえそうだ。
前走後は放牧を挟んで10月下旬に栗東へ帰厩。プール、坂路、Pコース、Wコースと多彩な施設を駆使しながら入念に乗り込まれており、意欲的な調整過程といえる。先週は藤岡康騎手を背にWコースで2頭を大きく追走し、ラスト200m11.2秒の好時計をマーク。今週は助手を背にPコース単走で、軽快な動きを見せた。現時点での実力をきっちり出し切れる好仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで11月8日に栗東へ帰厩。10日から今週にかけて4週続けて強めの追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は今村騎手を背にWコース3頭併せで、前半から飛ばした分、最後はバテ気味も、しっかりと最先着。今週は武騎手を背に坂路でオープン馬と併せ、手応え優勢で併入した。800m52.1秒、ラスト200m12.0秒と時計も速く、状態面は万全と見てよさそうだ。
ハピは2週続けて横山典騎手を背に追われ、先週はWコースの併せ馬でわずかに遅れたが、時計的には合格点。今週は坂路単走で素軽い動きを見せており、状態面に不安なし。オーヴェルニュは2週続けて助手を背にWコース単走で、先週は前半から飛ばして速い時計をマーク。今週は終い重点でラスト400m11.4−11.7秒と時計的には悪くなく、実力を出せる仕上がり。シャマルは先週、川田騎手を背にWコースで格下馬に追走先着。今週は川須騎手を背に坂路単走で、馬場の荒れた時間帯ながらブレのないフォームでしっかり登坂できており、体調面は万全だけに距離克服が課題になる。