マイルチャンピオンシップ2023 血統分析｜G1特集

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母父ナスルーラ系で母母父ノーザンダンサー系のセリフォス、連覇の可能性十分！

1）ディープインパクト産駒を筆頭にＳＳ系が一歩リードか

サンデーサイレンス（ＳＳ）系がディープインパクトの５勝を筆頭に過去10年で計７勝。ワン・ツー・フィニッシュも６回あるし、６番人気以下で馬券に絡んだ馬７頭のうち６頭がＳＳ系だ。勝率が飛び抜けているわけではないものの、まずはＳＳ系を中心視したい。

◎プラス評価……父ディープインパクト
　○プラス評価……父ＳＳ系
　●マイナス評価…父ナスルーラ系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）母父ナスルーラ系と母母父ノーザンダンサー系が主軸か

イスラボニータが２年連続で好走、近年はグランアレグリアとセリフォスで計３連勝と、母父ナスルーラ系が上々の数字を記録。好走数の多いノーザンダンサー系にも要注目だ。また勝ち馬のべ10頭中７頭の母母父がノーザンダンサー系である点も特記事項だろう。

◎プラス評価……母父ナスルーラ系／母母父ノーザンダンサー系
　〇プラス評価……母父ノーザンダンサー系
　●マイナス評価…母父マイナー系統／母父ＳＳ系～ヘイルトゥリーズン系

【母父の系統別成績（過去10年）】

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3）Ｇ１級といえる母系であることがベスト

近５年の連対馬を見ると、ペルシアンナイト、グランアレグリア、シュネルマイスター、ダノンザキッドは母または曾祖母がＧ１馬。ステルヴィオはシンボリルドルフ、インディチャンプはリアルインパクト、ダノンプレミアムは仏2000ギニー勝ち馬Make Believe、セリフォスは米Ｇ１馬Go Betweenが近親にいる。母系の現役成績・繁殖成績が優秀なほど、期待大だ。

◎プラス評価……母系・近親にＧ１馬がいる

4）父は2000ｍ以上への適性×母父は欧米Ｇ１実績という配合がベスト

過去10年の勝ち馬の父を見ると、マイルより2000ｍ以上への適性が重要かも知れない。母父に欧州芝か北米ダートの勝ち鞍があるとベストだ。

◎プラス評価……父が芝2000ｍ以上のＧ１勝ち馬
　◎プラス評価……母父が欧米でＧ１勝利

【勝ち馬の父・母父の現役時代実績】

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結論

複数年に渡って好走する馬が多いレース。連覇を狙うセリフォスのほか、このレースで２着のあるシュネルマイスターとダノンザキッドからも目が離せない。

それら以外の注目馬としてはナミュール。曾祖母が桜花賞馬キョウエイマーチ、母母父ノーザンダンサー系で走る可能性を感じさせる。父エピファネイア×母父が凱旋門賞馬ワークフォースで四代母がオークス馬シャダイアイバーのジャスティンカフェも馬券候補。大穴ならバスラットレオン。父キズナ×母父は英ダービー馬New Approach、母母父ノーザンダンサー系で近親に英Ｇ１馬Serious Attitudeがいる血統だ。

【セリフォスの血統表】

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