第70回 朝日杯フューチュリティステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 朝日杯フューチュリティステークス　> 2018　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
朝日杯フューチュリティステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気ダノンプレミアムが勝利。２着に３番人気ステルヴィオ、３着に２番人気タワーオブロンドンが入り、堅い決着となった。

１）波乱含みの一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.1.3】。昨年のダノンプレミアムら最多の４勝をあげ、連対率60％・複勝率70％。２番人気馬は【2.1.2.5】で、2015年リオンディーズら２勝をあげている。以下、４〜７番人気馬が１勝ずつ。２・３着馬は下位人気まで幅広く分布し、阪神開催に替わった14年から一昨年まで３年連続で２ケタ人気馬が１頭ずつ２・３着に激走していた。

昨年こそ３番人気以内の馬が上位を占めて堅い決着となったが、過去には人気薄の激走が目立っている。全体的には波乱含みの一戦といえるだろう。

２）京王杯２歳Ｓ組の３着以内馬に注目

前走レース別成績は、出走数が最も多い京王杯２歳Ｓ組が【1.4.3.29】。10年グランプリボスの１勝のみで、連対率13.5％・複勝率21.6％。昨年３着のタワーオブロンドンらこの組の好走馬８頭はすべて前走３着以内だった。これら前走３着以内馬はのべ【1.4.3.9】で、連対率29.4％・複勝率47.1％と非常に高い。

東京スポーツ杯２歳Ｓ組が【1.2.1.13】で09年ローズキングダムが勝利し、連対率17.6％・複勝率23.5％。この組の３着以内馬４頭はすべて朝日杯ＦＳで上位４番人気以内に支持されていた。

また、デイリー杯２歳Ｓ組は【0.2.1.16】。勝ち馬こそ出ていないが、阪神開催に替わってからの近４年で毎年１頭は４着以内に入っている。この組の３着以内馬３頭はすべて前走で４着以内だった。

３）500万下組は前走マイル戦が好成績

出走数が多い前走500万下組はのべ【5.1.4.32】で、一昨年のサトノアレスら半数の５勝をあげている。この組の前走距離別成績は、前走1600ｍ組が【5.0.3.8】。勝ち馬５頭は芝・ダート問わず、すべて前走1600ｍ戦を使われており、連対率31.3％・複勝率50.0％と非常に優秀だ。また、前走1400ｍ組は【0.1.1.13】で勝ち星がなく、複勝率13.3％。前走500万下で好走した馬は前走で1400ｍか1600ｍを使われていた。

４）前走１番人気１着馬が過半数の６勝

前走着順別成績は、前走１着だった馬が【10.5.7.60】。過去10年の勝ち馬はすべて前走を勝利していた。なお、前走５着以下だった馬は【0.1.0.37】で不振傾向にある。

なお、前走１着だった馬のうち前走１番人気で勝利した馬は【6.1.3.13】。15年リオンディーズら過半数の６勝をあげており、連対率30.4％・複勝率43.5％と優秀だ。

【朝日杯フューチュリティステークス過去10年】

この表は右にスクロールできます。