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血統分析

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テーオーケインズ以上に魅力的なジュンライトボルトが狙い目!

1)ヘイルトゥリーズン系中心も多くの系統にチャンスはありそう

中京に定着した近8年、勝率・複勝率ではサンデーサイレンス(SS)系以外のヘイルトゥリーズン系が目立つものの、それ以外はほぼ均衡。個別の種牡馬としてはゴールドアリュールが【2.2.1.12】、キングカメハメハが【2.1.0.9】と好相性だ。

〇プラス評価……父SS系以外のヘイルトゥリーズン系
 〇プラス評価……父ゴールドアリュール/父キングカメハメハ

【父馬の系統別成績(過去8年)】

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種牡馬系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 3 4 2 50 6.0% 14.0% 18.0%
その他のヘイルトゥリーズン系 1 0 1 6 16.7% 16.7% 33.3%
ミスタープロスペクター系 2 2 4 35 5.7% 11.4% 22.9%
ノーザンダンサー系 1 1 1 18 5.6% 11.1% 16.7%
ナスルーラ系 1 1 0 16 6.3% 12.5% 12.5%
【過去10年の連対馬の父と母父】

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日付 馬名 種牡馬 母父馬
2021.12.5 1 6 テーオーケインズ シニスターミニスター マンハッタンカフェ
2021.12.5 2 13 チュウワウィザード キングカメハメハ デュランダル
2020.12.6 1 11 チュウワウィザード キングカメハメハ デュランダル
2020.12.6 2 2 ゴールドドリーム ゴールドアリュール フレンチデピュティ
2019.12.1 1 5 クリソベリル ゴールドアリュール エルコンドルパサー
2019.12.1 2 11 ゴールドドリーム ゴールドアリュール フレンチデピュティ
2018.12.2 1 2 ルヴァンスレーヴ シンボリクリスエス ネオユニヴァース
2018.12.2 2 12 ウェスタールンド ネオユニヴァース Marquetry
2017.12.3 1 9 ゴールドドリーム ゴールドアリュール フレンチデピュティ
2017.12.3 2 13 テイエムジンソク クロフネ フォーティナイナー
2016.12.4 1 8 サウンドトゥルー フレンチデピュティ フジキセキ
2016.12.4 2 2 $アウォーディー Jungle Pocket Sunday Silence
2015.12.6 1 4 サンビスタ スズカマンボ ミシル
2015.12.6 2 1 ノンコノユメ トワイニング アグネスタキオン
2014.12.7 1 8 ホッコータルマエ キングカメハメハ Cherokee Run
2014.12.7 2 4 ナムラビクター ゼンノロブロイ エンドスウィープ
2013.12.1 1 12 ベルシャザール キングカメハメハ サンデーサイレンス
2013.12.1 2 8 ワンダーアキュート カリズマティック Pleasant Tap
2012.12.2 1 14 ニホンピロアワーズ ホワイトマズル アドマイヤベガ
2012.12.2 2 12 ワンダーアキュート カリズマティック Pleasant Tap
 
2)母父サンデーサイレンス系の成績がやや優秀

母父の系統別成績はサンデーサイレンス系が一歩リード。買いづらいのはSS系以外のヘイルトゥリーズン系とマイナー系統だ。

◎プラス評価……母父サンデーサイレンス系
 〇プラス評価……母父SS系以外のヘイルトゥリーズン系/母父マイナー系統

【母父の系統別成績(過去8年)】

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母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 4 3 3 31 12.9% 22.6% 32.3%
その他のヘイルトゥリーズン系 0 0 0 11 0.0% 0.0% 0.0%
ミスタープロスペクター系 2 3 3 40 5.0% 12.5% 20.0%
ノーザンダンサー系 1 2 2 27 3.7% 11.1% 18.5%
ナスルーラ系 1 0 0 8 12.5% 12.5% 12.5%
その他の系統 0 0 0 8 0.0% 0.0% 0.0%
3)父×母父の配合に注意。特に母父には芝G1実績が欲しい

勝ち馬の配合(父×母父)を見ると、ダート型×ダート型は意外と少なくゴールドドリームくらい。ダートのマイル〜中距離型×芝型、あるいは芝中長距離型×芝型というタイプが目立つ。特に母父が芝G1(1600mまたは2400m以上)を勝っていると強調材料になりそうだ。

勝ち馬の母母父はミスタープロスペクター系が4頭と半数を占める。また母母父は北米ダート型とフランスのマイル型に大別できる点も面白い。

〇プラス評価……父ダート型×母父芝型/父芝中長距離型×母父芝型
 〇プラス評価……母父が芝G1(1600mまたは2400m以上)勝ち馬
 〇プラス評価……母母父ミスタープロスペクター系
 〇プラス評価……母母父が北米ダートかフランスの芝でG1勝利

【勝ち馬の父・母父の現役成績】

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勝ち馬
ダ重賞

芝重賞
母父 母父
ダ重賞
母父
芝重賞
ホッコータルマエ キングカメハメハ × G1 Cherokee Run G1 ×
サンビスタ スズカマンボ × G1 ミシル × G1
サウンドトゥルー フレンチデピュティ G2 × フジキセキ × G1
ゴールドドリーム ゴールドアリュール G1 × フレンチデピュティ G2 ×
ルヴァンスレーヴ シンボリクリスエス × G1 ネオユニヴァース × G1
クリソベリル ゴールドアリュール G1 × エルコンドルパサー 重賞 G1
チュウワウィザード キングカメハメハ × G1 デュランダル × G1
テーオーケインズ シニスターミニスター G1 × マンハッタンカフェ × G1
4)かといってダート適性も無視できない要素

勝ち馬の父・母父の代表産駒を振り返ると、キングカメハメハはベルシャザール、フレンチデピュティはクロフネ、フジキセキはカネヒキリ……など、すでにダートG1馬を送り出していることが多いのも特徴だ。

○プラス評価……父・母父の産駒にダートG1勝ち馬がいる

結論

連覇を狙うテーオーケインズ以上に魅力的なのがキングカメハメハ産駒のジュンライトボルト。母父スペシャルウィークはSS系の日本ダービー勝ち馬で、すでにローマンレジェンドというダートの一線級を出している。父芝中長距離型×母父芝型の配合、母母父がこのレースで結果を残しているフレンチデピュティである点など、プラス要素を数多く満たす。ぜひとも買いたい。

【ジュンライトボルトの血統表】

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キングカメハメハ
  King Kamehameha
  2001年 鹿毛(早来町)
Kingmanbo
  1990年(米)
Mr.Prospector
1970年 (米)
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
Miesque
1984年
Nureyev Northern Dancer
Special
Pasadoble Prove Out
Santa Quilla
*マンファス
  Manfath
  1991年 黒鹿(愛)
Last Tycoon
1983年
Try My Best Northern Dancer
Sex Appeal
ジュンライトボルト
  Jun Light Bolt(JRA)
  牡 5歳 
  父 16歳・母10歳時産駒
  2017年 鹿毛(安平町)
Mill Princess Mill Reef
Irish Lass
Pilot Bird
1983年
Blakeney Herthesett
Windmill Girl
The Dancer Green Dancer
Khazaeen
スペシャルウィーク
  Special Week
  1995年 黒鹿(門別町)
*サンデーサイレンス
1986年 青鹿(米)
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
キャンペンガール
1987年 鹿毛(門別町)
マルゼンスキー Nijinsky
*シル
スペシャルグルーヴ
  Special Groove
  2007年 栗毛(安平町)
レデイーシラオキ セントクレスピン
ミスアシヤガワ
ソニックグルーヴ
  Sonic Groove
  2003年 鹿毛(早来町)
*フレンチデピュティ
1992年 栗毛(米)
Deputy Minister Vice Reagent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
エアグルーヴ
1993年 鹿毛(早来町)
*トニービン Kampala
Severn Bridge
ダイナカール *ノーザンテースト
シヤダイフエザー