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放牧先から3月4日に美浦へ帰厩。6日から坂路で時計を出し始め、軽めのものを含めるとかなりの追い切り本数をこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は横山武騎手を背にWコース3頭併せで、先週はゴール過ぎにようやく追いつき反応一息。今週は真ん中に入り、ラスト100mから強めに追われて外のオープン馬と併入した。前走とほぼ変わりない状態には仕上がっている印象だ。
坂路入りを再開したのが前走の10日後とやや遅め。中間の追い切りが2本というのも過去の中2週時に比べると少なく、やや軽めの調整過程ではある。今週は藤岡佑騎手を背にWコースで僚馬を大きく追走してスタート。コーナーワークで追いつくと、一杯に追われたラスト200mは10.8秒の鋭い末脚できっちり先着した。上積みは疑問だが、前走時の状態は維持できている。
前走後は放牧を挟んで3月23日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程に問題はない。今週は助手を背に坂路で単走追い。いつもと同じく行きたがるのをなだめて進み、ラスト180mから強めに追われ、800m53.4秒、ラスト200m12.2秒の時計をマークした。馬場の荒れた時間帯としては悪くなく、前走時の好状態をしっかりと維持できている。
前走の6日後には坂路入りを再開し、先週からきちんと追い切りもこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週はいつもと同じく馬が少なくなる馬場の荒れた時間に坂路単走で追われ、先週は幸騎手を背にしっかり追われて800m52.2秒の好時計をマーク。今週は助手を背に終い重点だったが、力強い脚さばきで登坂した。状態面は高いレベルで安定している。
放牧先から3月12日に美浦へ帰厩。当初は香港遠征を予定したたために帰厩時期は遅いが、牧場でも乗り込まれていたようでこの点に関しては問題ないと見ていい。ここ2週は助手を背にWコースで追われ、先週はオープン馬と併せて併入し、馬場の荒れた時間帯にラスト200m11.2秒の好時計をマーク。今週は単走で軽めにとどめたが、動きは良かった。輸送前としてはきっちり仕上がった印象だ。
前走後は放牧を挟んで3月16日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。先週は西村淳騎手を背にWコースで2頭を追走し、直線で外からきっちり交わしてラスト200も11.1秒の末脚を披露。今週はルメール騎手を背に坂路単走で、自己ベストを1秒以上更新する800m51.3秒の好時計をマークした。現時点での実力を出し切れる好仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで2月24日に栗東へ帰厩。3月2日から今週にかけて8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は安田翔師を背にWコース単走追いで、先週は1000m65.5秒、ラスト200m11.4秒の好時計をマーク。今週は手綱を動かされることなく、ラスト400m11.3−11.4秒と鋭く伸びていた。前走からの上積みが見込める好状態だ。
前走から中2週での出走は昨秋の天皇賞以来だが、当時より追い切り内容は手控えられている。ここ2週は助手を背に坂路単走で追われ、先週は800m56.5秒とごく軽め。今週も800m56.4秒、軽く追われたラスト200mは12.6秒と、軽めの内容に終始した。馬体を減らした前走から中2週という臨戦過程だけに馬体回復に主眼を置かれている印象で、上積みは見込みにくい。
ウインマリリンは2月末から週2本ずつ、計10本の追い切りをこなしており調教量は十分。先週はオープン馬相手に好時計で先着し、今週は単走ながら素軽い動きを見せており、状態一息だった前走時より明らかに好状態。アフリカンゴールドは3週続けて助手を背にWコースの大外を回る単走追いで、動きは安定しており、前走時とほぼ変わりない状態。ステラリアは中2週ながら先週、今週とWコースで長めから追い切られて意欲的な調整過程。3頭併せだった今週の動きも良く、休み明けの前走から上積みが見込める好状態だ。