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指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
サートゥルナーリア 134 82 74 59
ファンタジスト 127 84 78 71 65 61
アドマイヤマーズ 123 82 84 76 71 59
ランスオブプラーナ 120 77 73 76 70 64
ニシノデイジー 119 82 79 75 71 59
ヴェロックス 119 80 81 75 77 66
ダノンキングリー 116 84 75 60
アドマイヤジャスタ 113 78 80 72 63 54
サトノルークス 113 80 72 61 59
メイショウテンゲン 113 86 72 63 58 59
エメラルファイト 112 84 72 72 70 68
シュヴァルツリーゼ 111 84 61
クリノガウディー 109 80 81 70 59
ブレイキングドーン 109 82 76 76 除外 59
ラストドラフト 106 79 78 60
タガノディアマンテ 105 82 77 71 59 58
クラージュゲリエ 97 76 77 70 59
ナイママ 90 79 72 71 63 71

※フルゲート18頭で、他にダディーズマインドが登録。

1)ZIのトップはサートゥルナーリア

ZIのトップはサートゥルナーリア。指数は134で2位のファンタジスト(127)を7引き離している。2歳牡馬チャンピオンのアドマイヤマーズは123で3位。同馬を共同通信杯で下したダノンキングリーの指数は116にとどまっている。全体的に実際のオッズ順とはズレがありそうな並びになっている。

2)キャリアは浅いが、上昇度でシュヴァルツリーゼ

補正タイムのトップはメイショウテンゲン。前走弥生賞1着時の指数が86となっている。同レースにおける数値としては水準並みで、さらに重馬場であったことを考慮しなければならないだろう。2走前のきさらぎ賞(良馬場)の指数は72だった。上昇度としては弥生賞2着のシュヴァルツリーゼの方が大きい。キャリアはまだ2戦だが、決め手の鋭さが目立つ。

3)共同通信杯連対馬の指数は破格

スプリングS組は1着エメラルファイトと2着ファンタジストの補正タイムがともに84で並んでいる。ただ、同レースの数値としては水準並み。同じ84でも共同通信杯での数値は破格で、かなり評価できる。勝ったダノンキングリー、2着のアドマイヤマーズの方が有力とみる。

4)サートゥルナーリアの強敵となるヴェロックス

サートゥルナーリアは前走ホープフルSの指数が82。同レースとしては優秀な数値だ。ただ、未対戦のライバルが多く、自身の成長度合いもポイント。休み明けよりも、他馬との力関係がどうなっているかがカギだ。前走若葉Sを制したヴェロックスも注目の1頭。2走前の若駒S1着時の指数もかなり高く、クラシックでも通用する力があることを示している。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。