G1特集 第79回 皐月賞G1特集 第79回 皐月賞

調教情報

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サートゥルナーリア

牧場から3月13日に栗東へ帰厩。翌日から約1ヶ月間入念に調教を積まれており、放牧先での乗り込みも考慮すると調教量は十分だ。ここ2週はルメール騎手を背にWコース併せ馬で、先週は一杯に追われる併走馬を尻目に楽な手応えで大きく先着。今週は終い重点でかなり軽めだったが、3頭併せの真ん中で馬なりのまま、きっちり最先着した。状態面は万全と見て間違いない。

ダノンキングリー

前走後は放牧を挟んで3月22日に美浦へ帰厩。27日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は助手を背にWコースで僚馬を追走して直線内に併せ、終い一杯に追われてきっちり先着。今週は戸崎騎手を背にPコース単走で、ラスト100mから軽く促された程度ながら1000m64秒台、ラスト200m11秒台の好時計をマークした。前走時の好状態を維持できている。

アドマイヤマーズ

前走後は放牧を挟んで3月13日に栗東へ帰厩。4日後の17日には早くも坂路800m52.4秒の時計を出し、中間かなりの追い切り本数をこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週は助手を背に追われ、先週はWコース3頭併せでハードな内容を消化。今週は坂路単走だったが、走りにくい馬場でもしっかり動けていた。輸送前としてはオーバーワークが心配になるほど仕上がっている。

ヴェロックス

前走から中3週で関東遠征を控えているが、先々週からきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。先週は助手を背にWコース単走ながら1000m64秒台、終いもしっかり追われてラスト200m12秒前後とハードな内容を消化。今週は川田騎手を背に芝コース併せ馬で、相手が未勝利馬とはいえラストは余裕残しの手応えで一気に突き放した。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

ニシノデイジー

前走の4日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。この中間はシャドーロールを着用して追い切られ、先々週、先週と単走ながら好調教を連発。今週も勝浦騎手を背にWコース単走で追われ、馬場の外目を回って終いは強めに追われ、1000m67秒台、ラスト200mも12秒台と時計的にも悪くなかった。現時点での力は出し切れる好状態だ。

ファンタジスト

中3週で再度の関東遠征を控えているが、前走の4日後には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調そのものといえる。中間の追い切りはすべて坂路で、先週は武騎手を背に併せ馬で800m51.1秒、ラスト200m11.7秒の好時計で先着。今週は助手を背に単走だったが、この日最速となるラスト200m12.1秒をマークした。前走からの上積みが見込める好仕上がりだ。

シュヴァルツリーゼ

前走後も自厩舎でじっくり乗り込まれ、3週前から4週続けてWコースで追い切られており、一頓挫あった前走時に比べると順調な調整過程だ。ここ2週は石橋騎手を背に併せ馬で、先週は僚馬を追走して直線追い出されると豪快に伸びて併入。今週は3頭併せの真ん中に入り、強めに追われる2頭を尻目に馬なりのまま併入した。前走を叩いて、確実に上積みを感じられる状態だ。

アドマイヤジャスタ

前走後は放牧を挟んで3月14日に栗東へ帰厩。21日から今週にかけて4週続けてしっかりとした追い切りをこなしており、意欲的な調整過程だ。先々週、先週は岩田康騎手を背にWコースで強めの併せ馬でしっかり負荷をかけられた。今週も岩田騎手を背に坂路で格下馬と併せ、ラスト100mだけ強めに追われてきっちり先着した。現時点での実力は出し切れる仕上がりだ。

その他の出走馬

サトノルークスは先々週から3週続けてWコース併せ馬で、動き自体は一週ごとに良化しており、力は出せる仕上がり。メイショウテンゲンは2週続けてWコースで一杯に追われる併せ馬を消化と意欲的だが、動きに今一つ鋭さが感じられず状態は平行線。ラストドラフトは先週Wコースでシュタルケ騎手を背に長めから追われた併せ馬が好調教。今週は調教師を背にやや軽めの内容だったが、馬体はきっちり仕上がっており、状態面に不安はない。