第79回 皐月賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
皐月賞を丸裸にしてみよう！

昨年は７番人気エポカドーロが勝利。２着に９番人気サンリヴァル、３着に８番人気ジェネラーレウーノが入り、波乱の決着となった。

１）伏兵馬の好走が目立つ

東京開催の2011年を含む過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.2.1.5】。13年ロゴタイプら２勝で、連対率40％・複勝率50％。２番人気馬は【1.3.0.6】で、14年イスラボニータが勝利。以下、３・４番人気馬が各２勝、７・８・９番人気馬が１勝ずつ。近３年は16年８番人気ディーマジェスティ、一昨年９番人気アルアイン、昨年７番人気エポカドーロと伏兵馬が続けて勝利している。

また、２着馬は９番人気、３着馬は12番人気まで幅広く分布している。一昨年は９→４→12番人気の順で入り、３連単106万4360円の大波乱。昨年も７→９→８番人気と伏兵馬が揃って好走し、３連単37万2080円の波乱となっている。

２）共同通信杯組は前走上がり２位以内が好成績

前走レース別成績は、共同通信杯組が【4.0.1.7】。16年ディーマジェスティら４勝をあげており、連対率33.3％・複勝率41.7％と優秀だ。この組は前走での上がり順位に注目。前走上がり最速だった馬は【2.0.0.1】、前走上がり２位だった馬も【2.0.0.1】。この組の勝ち馬４頭はすべて前走で上がり２位以内だった。

また、出走数最多のスプリングＳ組は【4.1.2.37】。昨年のエポカドーロら４勝で、連対率11.4％・複勝率15.9％。この組の３着以内馬７頭はいずれも前走で連対を果たしていた。

３）弥生賞組は重賞勝ち馬に注目

その他の組では弥生賞組が【1.5.3.32】。10年ヴィクトワールピサの１勝のみだが、連対率14.6％・複勝率22.0％はスプリングＳ組を上回っている。この組の３着以内馬９頭中８頭は前走４着以内に入っており、同７頭には過去に重賞での勝利経験があった。

また、毎日杯組は【1.0.0.10】で一昨年のアルアインが勝利。勝ち馬は上記４レースに絞られていた。なお、若葉Ｓ組は【0.3.1.20】で、前走１番人気馬は【0.2.1.3】で連対率33.3％・複勝率50.0％と好相性を示している。

４）前走１着馬が８勝も、無敗馬は勝ち星なし

前走着順別成績は、前走１着馬が【8.5.4.52】。一昨年のアルアインらダントツの８勝をあげており、勝ち切る傾向が強い。なかでも前走１番人気で勝利した馬は【5.4.3.12】で、勝率20.8％・連対率37.5％・複勝率50.0％と好成績をあげている。しかし、過去10年で無敗のまま臨んだ馬はのべ10頭で、皐月賞での成績は【0.1.2.7】。16年２着のマカヒキが最高成績で、意外にも勝ち切れていない。ちなみに無敗での皐月賞勝利は05年ディープインパクトまでさかのぼる。

また、前走２着馬は【2.3.2.26】で、昨年のエポカドーロら２勝。これら３着以内に好走した７頭中５頭は前走１番人気に支持されていた。この前走１、２着馬で過去10年の勝利を独占。前走３着以下からの優勝はなく、前走６着以下だった馬は【0.0.2.32】で連対馬が出ていない。

【皐月賞過去10年】

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