第78回 皐月賞 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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エポカドーロ、稍重馬場の皐月賞を制す！

第78回皐月賞は戸崎圭太騎手騎乗の７番人気エポカドーロが、離れた４番手の追走から最後の直線では力強く脚を伸ばして優勝。Ｇ１初制覇を飾った。勝ち時計は2分00秒8（稍重）。鞍上の戸崎騎手、本馬を管理する藤原英昭調教師はこのレース初勝利となった。

２着は２馬身差で藤岡佑介騎手騎乗の９番人気サンリヴァル。３着は１馬身3/4差で田辺裕信騎手騎乗の８番人気ジェネラーレウーノ。１番人気に支持されたワグネリアンは７着に敗れた。

レース展開・総括

アイトーンら３頭が引き離して飛ばす展開

スタートで大きな出遅れはなかった。６番アイトーンが気合いを入れて前へ。10番ジェネラーレウーノも先行。外からは16番ジュンヴァルロも負けじとハナ争いに加わった。前の３頭が引き離す形で１コーナーをカーブ。アイトーンが１馬身差で先頭に立ち、２番手にジェネラーレウーノとジュンヴァルロが並んでの追走。その後ろは10馬身以上離れて向正面へ。単独の４番手に控えて７番エポカドーロ。１馬身半差で８番ケイティクレバーと14番サンリヴァル。その後ろに11番マイネルファンロン。さらに４番スリーヘリオス、１番タイムフライヤー、13番ダブルシャープが続く展開。中団の後ろに９番オウケンムーンと３番ジャンダルム。１馬身差で２番ワグネリアン。差がなくインに12番グレイル。外に15番ステルヴィオ。半馬身差の最後方から５番キタノコマンドールという隊列になった。

前半1000m通過は59秒2。速い流れだが、離して飛ばした前３頭だけのペース。４番手以下は焦らずにマイペースで追走した。３〜４コーナーから徐々にその差を詰めにかかるも、前３頭は依然として引き離し気味。アイトーンのリードは１馬身で、４コーナーへ。２番手にジェネラーレウーノ、３番手にジュンヴァルロ。４番手のエポカドーロは３馬身ほどの差で、最後の直線へ入っていった。

４番手から力強く抜け出す

ワグネリアンとキタノコマンドール、ステルヴィオは外に持ち出されて追い出されるが、前との差がまだかなりある。前の動向はアイトーンを交わしてジェネラーレウーノが先頭。残り200mを通過したが、エポカドーロが追い上げてきた。それからサンリヴァルの伸びもいい。エポカドーロが力強く坂を駆け上がると、ジェネラーレウーノを交わし去り、さらに突き放す。サンリヴァルも食い下がるが、最後は２馬身の差をつけてゴールした。

上がり最速はキタノコマンドールら３頭

明け方に激しい雨が降り、稍重馬場でのレースとなった。時計的にもやや力がいる馬場ということを示しており、その影響は大きかったようだ。エポカドーロは２走前のあすなろ賞を稍重で制していた。今回、離れた単独の４番手で進む展開。実質、マイペースでハナを切れた感じとなり、瞬発力勝負にはならない馬場になったこともこの馬には味方したと言えるだろう。

一方、メンバー中上がり最速の脚を使ったのがステルヴィオとキタノコマンドール、グレイルの３頭。１番人気で敗れたワグネリアンも含め、今日の展開と馬場には苦しんだ。ダービーで巻き返してくる可能性はかなり高そうだ。

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