G1特集 第79回 桜花賞G1特集 第79回 桜花賞

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
ダノンファンタジー 131 92 86 79 69 79
クロノジェネシス 123 85 85 81 67
グランアレグリア 122 86 85 82
プールヴィル 120 81 81 82 73 65
エールヴォア 119 79 79 80 73 63
アウィルアウェイ 117 78 77 75 65
ビーチサンバ 116 85 84 82 66
フィリアプーラ 115 74 67 65
シゲルピンクダイヤ 114 90 68 66
ジュランビル 113 80 75 76 69 65
ルガールカルム 112 82 78 70 66
メイショウケイメイ 111 79 81 77 74 65
ノーワン 110 81 66 61 65 61
アクアミラビリス 108 83 72 65
シェーングランツ 108 87 83 83 65 58
ノーブルスコア 106 90 80 80 67 64
レッドアステル 105 81 65
ホウオウカトリーヌ 104 74 74 76 75 68

※フルゲートは18頭。他にメイショウショウブら10頭が登録。

1)ZIはダノンファンタジーが抜けてトップ

ZIのトップはダノンファンタジー。指数は131で2位のクロノジェネシス(123)を8も引き離している。阪神ジュベナイルフィリーズでは両馬の差はわずか0.1秒差だったが、今回は果たしてどうなるか。ZIの3位はグランアレグリア。朝日杯フューチュリティSでは3着に敗れたが、今回は牝馬同士の戦いとなる。

2)チューリップ賞の指数は平凡で絶対視はできない

補正タイムのトップもダノンファンタジー。前走チューリップ賞で92をマークした。ただ、同レースとしては決して高い指数ではない。例えば、昨年同レースを制した時のラッキーライラックは96で、3着だったリリーノーブルが92だった。そう考えると、絶対的な存在とは言えないだろう。

3)フィリーズレビューの指数も低く苦しいか

補正タイムの2位はシゲルピンクダイヤとノーブルスコアが並ぶ。ともに前走チューリップ賞でマークした指数だ。同じく阪神の前哨戦であるフィリーズレビューの指数もあまり高くないため、結局はチューリップ賞組の上位馬はすべて軽視できないことになりそうだ。

4)グランアレグリアとクロノジェネシスの逆転も十分ある

休み明けになるがグランアレグリアは要注目。前走朝日杯フューチュリティS3着時の指数は86。ダノンファンタジーの阪神ジュベナイルフィリーズ1着時と同じ指数だ。また、クロノジェネシスも有力馬。前走クイーンC1着時の指数は85。2走前と変わっていないが、クイーンCとしてはかなり高い指数だ。昨年はアーモンドアイが前走シンザン記念1着(指数84)から突き抜けており、トライアル組以外でも勝機は十分あるだろう。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。